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屋久島 モッチョム岳

山の記録/宿泊 209 (千尋滝登山口から 急坂を登り万代杉を見て、急登・急下降で天空に聳える岩峰を踏む
年月日(曜日) 平成23年6月1日(水)
天気・気温 曇り  山頂15℃・登山口22℃/286m 
山名 モッチョム岳(九州新百名山)
高さ 940m  
コース難易度 体力 ★★★   技術★★   危険★★
所要時間 行き 0時間25分:安房/民宿水明荘7:05⇒:30千尋滝展望台
帰り 1時間30分:千尋滝展望台16:10⇒:30尾の間温泉17:40⇒18:50楠川/民宿かつまる
山歩きルート 千尋滝登山口7:55⇒9:15万代杉:30⇒:55モッチョム太郎10:00⇒:55展望台11:00⇒:30モッチョム岳
モッチョム岳11:45⇒12:15展望台13:30⇒14:10モッチョム太郎⇒:30万代杉:40⇒15:40千尋滝登山口
実歩行時間 5時間40分(登山口⇒モッチョム岳 190分)(モッチョム岳⇒登山口 150分)
駐車場 千尋滝駐車場に、数台駐車可。
立ち寄り温泉 尾の間温泉 200円 TEL:0997-47-2872  毎週月曜日午前中休み 露天風呂・石鹸・シャンプーなし
宿泊先 楠川/民宿かつまる TEL:0997-42-1016 5,000円(一泊夕食のみ) おにぎり弁当500円

◇千尋滝展望台登山口へのアクセス
 安房から県R77を南へ進む。道脇の道標(千尋滝)を確認し右折、案内に従い道也に上ると千尋滝展望台の駐車場に着く。
画面クリックで写真拡大

安房/水明荘‥前泊

尾の間温泉
◇千尋滝登山口⇔万代杉⇔神山展望台⇔モッチョム岳
 千尋滝駐車場から展望台に向う途中の左手に案内板があり、自然林の森へと登り始める。すぐに小尾根を越えて、山腹のコースになる。樹間の右前方に千尋滝を見ながら、緩やかな上り坂を進むとやがて沢を渡る。すぐに急登が始り、自然林の中、右下から滝音が聞こえてくるが登っても登っても上り坂で急坂は続き着実に高度を稼いでいく。50分ほどの急登で、斜度が緩み尾根に上がる。峠状に尾根を越え、山腹の斜面をたどると沢に出た、苔むした岩が多く静かな流れの沢で一息入れた後、渡って行く。再び急登を登り続けると前方に巨木が見えてきた。登り詰めて万代杉≠ノ到着。これはでかい、樹齢3000年で、胸高周囲8.6mと説明がある。大きすぎて、写真にうまく納まらない。
 万代杉を右から回り込んで尾根道となり暫く尾根道を登り、山腹コースへと変っていく。深い原生林の中、アップダウンを繰り返して進むと沢を横切る。すぐ右手奥に巨大杉が見え、モッチョム太郎≠ニ名づけれている、胸高9.4mは万代杉より大きい。ここからまた急坂。木の根が絡みあった急坂はかなり登りにくい。更に急坂を登り続け、尾根道から山腹コースを経て、登りつめると露岩のピークに達し一番高い神山展望台の様である。見晴らしが良いはずだが霧がかかっている、合間に見える前方の鋭い岩峰がモッチョム山頂の様である。展望台を過ぎると急降下が始まりどんどん下って行く、右側の耳岳南斜面は、花崗岩の岩肌が露出しなめ落ちている。今度は、急坂の登り返し長いロープを握って這い上がると稜線に出て前方に頂上の岩峰が迫ってくる。霧に見え隠れしているがかなり険しく感じ、アップダウンを経て潅木林を登って行くと突然頂上岩の真下に飛び出し、見上げる大岩にロープが懸けられており、足場を確保してロープを握り締めて登りあがるとモッチョム岳の頂上に到着。展望は抜群だが生憎と霧に覆われ何も見えない。
 写真を撮り、神山展望台まで戻り昼食休憩する。帰路は往路を戻る。今回は、モッチョム岳山頂からの展望は利かなかったが、万代杉やモッチョム太郎、原生林の森の険しい山歩きと山麓の千尋滝を楽しむ事ができた。

千尋滝登山口‥滝展望台への途中左側

沢を渡る

ここから急登がはじまる

万代杉で‥大きすぎて写真に納まらない

モッチョム太郎

ロープ場

神山展望台

霧の間に見えた山頂‥展望台から

下って上って、最後はロープで山頂岩へ

モッチョム岳頂上で

帰路、水場で

下山後、千尋滝へ

            (もっちょむだけ)

友遊山歩き