(きそこまがたけ)
中央アルプス 木曽駒ヶ岳
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山の記録‥宿泊 278千畳敷から 宝剣山荘を拠点に宝剣岳・駒ヶ岳と馬ノ背稜線・濃ヶ池を巡り、大展望と花々を満喫
年月日(曜日) 平成26年7月27日(日)   28日(月)  29日(火)‥移動のみ
天気・気温  晴れ  山頂12℃・登山口15℃/約2630m 
山名  木曽駒ヶ岳‥日本百名山    宝剣岳 
高さ    2956m              2931m
コース難易度 体力 ★★   技術 ★★   危険 ★★
所要時間 行き 8時間22分:新鳥栖6:45(さくら540号)⇒9:44新大阪10:00(のぞみ8号)⇒:52名古屋11:30(高速バス)⇒13:58駒ヶ根IC
           駒ヶ根IC14:07⇒:45しらび平15:00⇒:07千畳敷       
帰り 9時間50分:千畳敷15:30⇒:37しらび平:50⇒16:20菅の台8:50⇒:55駒ヶ根IC9:32(高速バス)⇒12:06名古屋
           名古屋13:19(ひかり511号)⇒14:26新大阪14:59(さくら561号)⇒17:50新鳥栖
山歩きルート 27日:千畳敷15:15⇒16:05乗越浄土:10⇒:15宝剣山荘
28日:宝剣山荘6:35⇒7:05宝剣岳:10⇒:30宝剣山荘:35⇒:50中岳⇒8:20駒ヶ岳8:50⇒10:10濃ヶ池分岐:15⇒:30濃ヶ池
    ⇒:30濃ヶ池11:30⇒12:30駒飼ノ池:45⇒13:20宝剣山荘14:35⇒:40乗越浄土⇒15:20千畳敷
実歩行時間 6時間25分(千畳敷⇒宝剣山荘 55分)(山荘⇔宝剣岳 50分)(山荘⇒駒ヶ岳・濃ヶ池・宝剣山荘 235分)(宝剣山荘⇒千畳敷 45分)
宿泊 1日目:宝剣山荘 TEL:090-5507-6345 8,700円‥一泊二食  2日目:民宿 天山 0265-83-4610 5,724円‥一泊朝食
立寄り湯 早太郎温泉 こまくさの湯 0265-81-8100  不定休 500円  登山口から、約30分
駐車場 菅の台に、百数十台駐車可。

◇千畳敷カール登山口へのアクセス
新幹線‥新鳥栖⇒名古屋。高速バス‥名古屋⇒駒ヶ根IC。
駒ヶ根ICからバス、しらび平からロープウェイで、千畳敷へ。
画面クリックで拡大

しらび平‥ロープウェイへ

千畳敷駅‥登山口

早太郎温泉 こまくさの湯

民宿 天山
◇千畳敷⇒宝剣山荘⇒宝剣岳⇒山荘⇒駒ヶ岳⇒濃ヶ池⇒山荘⇒千畳敷
 しらび平からロープウェイで、千畳敷駅へ。眼前に千畳敷カールが広がり素晴らしい景色である。つい30分前まで、ガスに覆われて、5m前も見えなかったそうであるが、青空が見えている。これから天気が良くなるラッキー!
 まず駅前にある駒ヶ岳神社に参拝し、カール内に延びる散策路を進む。右下の剣ヶ池周辺では、多くの観光客が雪渓や高山植物を観察している。左上には宝剣岳の鋭い山姿が見えている。カール内を周回する右からの遊歩道と合わさり、八丁坂にかかり急登がはじまる。石がゴロゴロとした道をジグザグに登りながら道脇の花々を見て進む、左上の大岩を見て急登すると傾斜が緩み乗越浄土で稜線に出た。右に伊那前岳・和合山、左に宝剣岳と二つの山小屋、前方に中岳が見えて小屋方面に進み、宝剣山荘に到着、ここに泊まる。

 早起きをしてご来光を見に行く、山荘横から東側が明るくなり和合山の頂に御来光を見て感動する。朝食後、宝剣岳へ向う岩混じりの道を登り、鎖が張られた付近から勾配がきつくなるが三点支持で慎重に登り、右側が切れた斜面を横切り、山頂の一角に到着、ツアーグループが降りるのを待ち、山頂の尖った岩付近で写真を撮る。帰路は、慎重に往路を戻り宝剣山荘へ。小屋の裏から中岳を目指す、ケルンが見えて道が二分され、女性はガレ気味の道を登り中岳山頂を経て、鞍部へ。男性は巻き道の岩場を下り、鞍部で合流する。頂上山荘を右に見てハイマツの斜面を登り返し木曽駒ヶ岳山頂に到着。広い山頂は、駒ヶ岳神社があり、南北アルプスや御嶽山など雄大な展望が広がる。

 帰路は北東へ伸びる馬ノ背稜線へ、道脇には多くの高山の花々が咲いている。馬ノ背稜線を緩やかに上下しながら約1時間進むと馬ノ背八合目で濃ヶ池分岐の道標があり、右に切り返して下ると雪渓の下に濃ヶ池が見え、昼食休憩する。道標を確認し、駒飼ノ池・宝剣山荘へ向う。山道の脇にタカネザクラが咲き、高山では春も同居している。クロユリなどの花々を見て、雪渓を横切りながら進み短い梯子を登り上がると駒飼ノ池に到着、中岳・伊那前岳・乗越浄土を稜線上に見て小休止。ジグザグに登って宝剣山荘に戻った。予定より早いので、千畳敷まで下り、ロープウェイが混雑しなければ駒ヶ根高原へ、宿泊する事にした。

 今回は、好天気に恵まれて、カールを抱いて聳える中央アルプスの最高峰の頂を踏み、高山植物の花々と南北アルプスなどの大展望を満喫する事ができた。


千畳敷駅の駒ヶ岳神社、参拝して出発

カール内の遊歩道を進む

八丁坂にかかり、急坂となる

急坂を登り切ると乗越浄土へ、広い稜線が開ける

宝剣山荘へ

翌朝、山荘横で、和合山山頂部のご来光を見る

宝剣岳に向う

山頂部の急峻な岩場を登る

山頂は狭く尖った岩

左側が切れた斜面を、慎重に下る

山荘まで戻り、駒ヶ岳に向う

中岳の岩場巻道を進む

木曽駒ヶ岳山頂
画面にマウスで写真変化

馬ノ背稜線を濃ヶ池へ

馬ノ背八合目分岐、右に切り返す

濃ヶ池

山道脇に、タカネザクラが咲いていた

雪渓(数ヶ所)を、慎重に横切る

駒飼ノ池

乗越浄土に出て、千畳敷へ下る
駒ヶ岳で出あった花々!

ハクサンイチゲ

ミヤマシオガマ

シナノキンバイ

タカネザクラ

クロユリ

イワカガミ




友遊山歩き