古処山

山歩きの記録/日帰り   8       古処登山口から 中世の山城跡と歴史の峰 を巡る
    年月日(曜日) 平成15年1月21日 (火)
天気 曇りのち晴れ 
山名 古処山(九州百名山)  ⇒ 屏山
高さ  860m            927m
コース難易度 体力 ★★   技術 ★★   危険 ★
所要時間 行き 1時間10分:鳥栖7:30⇒R322甘木市⇒秋月⇒8:40本覚寺の上駐車場
帰り 1時間20分:本覚寺の上15:50 ⇒秋月⇒16:10県R66三奈木17:30⇒R386甘木R500⇒18:10
山歩きルート 本覚寺の上8:50⇒キャンプ村・牛厳⇒11:00古処山⇒12:00屏山13:00⇒潭空庵⇒15:40本覚寺
実歩行時間 5時間30分(登山口⇒古処山120分)(古処山⇒屏山60分)(屏山・古処山⇒登山口150分)
駐車場 本覚寺の上(秋月キャンプ村入口)に約30台くらい駐車可
立ち寄り湯 美奈宜杜の湯 600円、TEL:0946-24-0380、休み3水、登山口から約20分

◇古処山登山口(秋月キャンプ村入口)へのアプローチ
R322を走って甘木市街を抜け、R386とバイパスを越えて小石原川沿いにしばらく進むと橋を渡る。交差点から右へR500が小石原へ(馬見山登山口も)向かって分かれている。ここは直進し、橋を渡って秋月の町を迂回するバイパス道.の大橋を通って曲がりくねって登って行く。R322が八丁越峠へ大きく左に曲がった所を右折して旧道へ入り、少し進むと秋月キャンプ場への入口があり左折して細い道を上がると本覚寺がありその少し上に駐車場がある。

麓から望む古処・馬見山系
  
古処山登山口⇒古処山
登山口から川沿いに秋月キャンプ村へ進む。 キャンプ場のそばを通り過ぎ、野鳥川の左岸をゆるやかに登る、右岸に渡ると登山道は急坂になった。 堰堤を越えると古処学園の山小屋があった。 この先に巨岩があり、石仏が載せてある。一帯は平坦で、左上から林道が上がってきている。 六合目の牛巌に着いたら積雪がありアイゼンをつけて登る。谷川から離れて杉の大木の間の急な石段を登り、「水船」と いう八合目の水場に出る。 左へゆるやかに登り石灰岩がが露出した坂を15分ほどで古処山山頂に着いた。 山頂は白山権現をまつる祠があり、ツゲの老木が多い。 石灰岩や潅木で山頂展望は良くない。

古処山々頂で(約10cmの積雪)

古処山九合目で 秋月山城跡
◇古処山(⇔屏山)⇒潭空庵⇒古処山登山口
山頂から東へツゲの木の多い縦走路に入る。少し進むと屏山との鞍部に達し、尾根を上下して進むと約一時間で屏山に着いた。 天候は回復したが山頂は冷え込み、周りの木には少し樹氷が付いてきれいであった。 近くの古処山、西に宝満山、三郡山九千部山などが見えた。 古処山に戻り、西の旧八丁越へ下る、尾根をたどり潅木の中を下って広場に出る。 ここが中世の秋月山城跡で、周囲に大日如来や石仏が置かれ異様な雰囲気である。 広場を抜けると嘉穂への道が分かれ、植林帯やひらけた場所を通って国道に出る。 左へ5分ほど下り、右へ少し入って左の小道を下り、石畳の古い道を下って行く。 八丁苑キャンプ場を抜け再び国道に出るが横切って谷川沿いに下ると潭空庵に着く。 木陰に清流が走り夏は山の納涼地である。旧国道に出て少し下ると、登山口(秋月キャンプ村入口)に戻り駐車場に着いた。

屏山々頂で(氷点下-2℃に樹氷)

古処山九合目 秋月山城跡で

友遊山歩き