古処山

山歩きの記録/日帰り   17    神原登山口から 九州で最もアルペン的風貌の山 を巡る
    年月日(曜日) 平成15年8月1日 (金)
天気・気温 曇り  山頂21℃・登山口21℃/724m 
山名 祖母山(日本百名山/九州百名山/宮崎県最高峰) 
高さ 1756m
コース難易度 体力 ★★★   技術 ★★   危険 ★★☆
所要時間 行き 2時間30分:鳥栖6:00⇒6:55熊本I.C(R57)8:10玉来,8:30神原
帰り 2時間35分:神原16:10⇒:40竹田17:50(R442,R212)19:30日田I.C⇒20:05鳥栖
山歩きルート 神原8:40⇒9:20小屋:25⇒10:50国観峠11:15⇒12:00祖母山13:20⇒14:00国見峠⇒16:00神原
実歩行時間 5時間30分(登り⇒170分)(下り⇒160分)
駐車場 神原(一合目滝の近く)に、数十台駐車可能。
立ち寄り湯 竹田市営花水月 500円、TEL:0974-64-1126、休み 第2月曜、登山口から約20分

◇神原一合目登山口へのアプローチ
R57で竹田市へ入り、玉来郵便局の信号を右折しJR線のガードをくぐり南進して、県道8号に入り高千穂方面に向う。標識に従って神原川沿いの道に入り、神原に行く。
祖母山登山道の狭い道を進むと一合目にトイレ付きの立派な祖母山登山口/駐車場があった。

県R8からの神原の林道入口(左へ)
◇神原一合目登山口⇒国見峠⇒祖母山
駐車場から少し林道を歩き神原川の橋を渡り、登山標識に従い左に曲がって、杉林の登山道を行く。頭上は大樹に覆われ、緑のシャワーを浴びながら歩く。正面に御社ノ滝(おやしろ)を見て短いジグザグ道を登り谷川と平行する様になると、祖母五合目小屋に着いた。無人だが、水場もあり宿泊できる立派な山小屋である。
小屋前の広場から丸太の階段登りになり杉林が続く。涸れ谷から対岸に渡るとモミ、ツガ、ブナ、ナラの巨木が茂る自然林が続き、露出した木の根元を、手足がかりに汗して急坂を登りに登って、国観峠(くにみ)に到着。峠は右から、宮崎県五ヶ所からの登山道と合わされて少し広場になっており、ここで小休止した。
峠からは祖母山が直ぐそこに見え最後の登りにかかる。ここからも笹や木に覆われ何も見えず、山頂目指し登ると左に祖母山九合目小屋への分かれ道がある。更に岩や木の根にすがって登ると祖母山の山頂広場に着いた。山頂はあまり広くないが、大勢の登山者で賑わっていた。

神原一合目登山口/駐車場

一合目神原橋

国見峠で

祖母山々頂で
◇祖母山頂⇒国見峠⇒神原一合目登山口
祖母傾山系の最高峰で、東側は絶壁になっており周囲の展望は抜群の様であるが、あいにく雲に覆われていた。雲の合間に傾山、古祖母山や周囲の深い山々、竹田市方面を眺望した。
山頂は豊玉姫を祭った祠と方位盤があり、ツツジ、石楠花の木が見られた。復路、北に下り祖母山九合目小屋に立ち寄ったが、約40人収容の立派な山小屋であり、平日は無人である。再び、元の道に戻り、国観峠を経て急坂を下るが、木の根に乗ると滑ってしまい、注意深くゆっくりと下山した。往復の実歩行時間は5時間30分程であるが、途中の急登、急下りの3時間は非常にタフな山歩きであった。

祖母山々頂へ 到着

祖母から望む雄大な九重連山

祖母山九合目あけぼの山荘

友遊山歩き