古処山

山歩きの記録/日帰り   28       別府ロープウエイ登山口から 積雪と霧氷の白い花が咲くトロイデ火山 を巡る
    年月日(曜日) 平成16年2月6日 (金)
天気・気温 曇りのち   山頂-8℃・登山口0℃/約505m 
山名 鶴見岳(九州新百名山・日本三百名山) 
高さ 1375m
コース難易度 体力 ★☆   技術 ★   危険 ★
所要時間 行き 1時間30分:鳥栖8:20⇒9:25湯布院I.C⇒(県R216,R11):50別府ロープウエイ登山口
帰り 1時間55分:別府ロープウエイ登山口16:45⇒(県R11,R216)17:20湯布院I.C⇒18:40鳥栖
山歩きルート RW登山口10:05・旗ノ台:15⇒11:05御嶽権現社:10⇒:45分岐⇒12:50鶴見岳14:45⇒15:55御嶽権現社⇒16:25鳥居・:40RW登山口
実歩行時間 4時間40分(RW登山口・旗ノ台⇒鶴見岳 165分)(鶴見岳⇒鳥居・RW登山口 115分)
駐車場 別府ロープウエイ登山口に数十台駐車可。鳥居登山口に数台。御嶽権現社(おんたけごんげん)も数十台可。
立ち寄り湯 降雪で温泉に入らずに帰る

◇別府ロープウエイ登山口へのアプローチ
湯布院I.CからR216で由布院町を通って、R11と合流する。由布岳の麓を進んで、城島高原を過ぎカーブを下ると別府ロープウエイに着き登山者用大駐車場に止める。鳥居バス停、御嶽権現社(おんたけごんげん)も登山口がある。御嶽権現社は火男火売(ほのおほのめ)神社と呼ばれている         

別府ロープウエイ駐車場で
ここで一句 指先の 凍てつく中に 霧氷見る=@Y.E
◇別府ロープウエイ駐車場・旗ノ台⇒御嶽権現社⇒(正面登山道)鶴見岳
鶴見岳一気登山道の標識に従い、杉林・竹林を登り始める。旗ノ台から入った所は竹が倒れ登山道をふさいで進めず、道を這い藪こぎして悪戦苦闘で進む。積雪が増えアイゼンを付け、登山道を急登する。御嶽権現社下へ、石段途中に湧水の水場があり本殿でお参りして小休止する。左奥から階段を上がると登山道へ途中、猪瀬戸林道を越える。ベンチのある南平台との分岐を右の道へ、自然林の中をジグザグに上る。風が強くなり降雪で視界が悪いが、振り返ると雲の切れ間に別府湾が見えた。八合目位から、木々に見事な霧氷の白い花が咲いていた。1200mの標識を過ぎたらロープウエイ山上駅と山頂へ、道が分かれ左へ進んでミヤマ霧島の群落が目立つ鶴見岳自然公園広場へ。更に凍りついた赤レンガの遊歩道を登ると、テレビ塔や御嶽権現社奥の院がある山頂に着いた。山頂は約20cmの積雪と、木には霧氷の花が咲き白銀の世界である。強風で雪が降りあいにく視界が悪いので、少し下ってあずまやで昼食休憩をする。強風と氷点下8℃の低温で指先も痛く、もつ鍋に時間を要したが旨かった。

中腹にある御嶽権現社に参拝

積雪と霧氷の八合目を登る

氷点下8℃の鶴見岳山頂で

あずまやで昼食
◇鶴見岳(ロープウエイ道)⇒御嶽権現社⇒鳥居・駐車場
下りは積雪で凍りつき、滑る赤レンガの遊歩道をロープウエイ山上広場へ。広場付近は、ミヤマ霧島や馬酔木(あしび)の木が雪に覆われていた。右側に急坂を下る、数分で山頂からの道と合流して御嶽権現社まで約1時間10分で着いた。石段を降りて右の車道へ、途中アイゼンをはずし約30分で鳥居登山口へ着く。県道R11へ出て側道を下り、15分で鶴見岳ロープウエイ駐車場へ到着した。

山上の御嶽権現社奥の院

山上は見事な霧氷の花

雪が降る中を下山

御嶽権現社から鳥居へ下る

友遊山歩き