古処山

山歩きの記録/日帰り   29       別所登山口から 修験道の三つの岳/南岳・中岳・北岳 を巡る
    年月日(曜日) 平成16年2月27日 (金)
天気・気温 曇り時々小雪   山頂3℃・登山口-1℃/約660m 
山名 英彦山(九州百名山・日本三百名山) 
高さ 1200m
コース難易度 体力 ★★   技術 ★★   危険 ★
所要時間 行き 1時間40分:鳥栖7:00⇒:20大宰府(R386)⇒:45甘木・小石原8:20(R500)⇒8:40別所駐車場
帰り 1時間45分:別所16:40・しゃくなげ荘18:15(R500)⇒:30小石原・甘木19:00⇒:30大宰府19:55鳥栖
山歩きルート 別所9:00⇒:15奉幣殿:20⇒10:15玉屋神社:20⇒11:15鬼杉:20⇒12:10分岐⇔(:20南岳:25):30⇒:45中岳
中岳14:05⇒:30北岳:35⇒15:25望雲台:30⇒:50豊前坊・高住神社⇒(九州自然歩道)⇒16:30別所
実歩行時間 5時間40分(別所⇒英彦山・中岳 205分)(英彦山・中岳⇒別所 135分)
駐車場 別所公共駐車場(登山口)に、約100台くらい駐車可能
立ち寄り湯 英彦山温泉しゃくなげ荘 500円、TEL:0947-85-0123 休み不定期、別所登山口から 5分位

◇別所登山口へのアプローチ
小石原からR500で添田町へ、英彦山駅手前の右カーブを上ると別所駐車場ヘ到着。

登山口から神宮下へ

英彦山温泉しゃくなげ荘
ここで一句 山伏の 幻追いて 寒緩む=@H.O
小雪まい 天狗でるかな 杉木立=@Y.E
英彦山の 残雪残る 岩肌に 春の訪れ 芽吹くを見る  A.S
◇別所⇒奉幣殿⇒玉屋神社⇒鬼杉⇒南岳⇒中岳
駐車場から神宮下の店街を抜け、灯篭が立ち並ぶ石段の急な参道を登ると国宝の奉幣殿に着いた。広場を上へ、右の山道を進む。小渓谷と大岩の下を通って二つの尾根を越へ、石段を下り玉屋神社へ到着。神社の社殿は、般若岩(高さ60m)の岩壁の下に造られている。広場から、右の沢沿いに苔の石道を上る。支稜を越える所が荒れており藪を巻いて下ると、天然記念物の巨大な「鬼杉」(樹周囲12m、高さ40m、樹齢1200年)が空に向かって立っていた。水場・大南神社と三呼峠を越え、急な石段を上る途中に柱状の岩「材木石」に出会う。更にガレ場や急斜面の鎖場を南岳へ、山頂は鳥居・祠 ・展望台があった。眺望は悪く、下って迂回路を進む。残雪があり北へ周って登り、英彦山神社上宮がある中岳へ着いた。広場には大きな標柱・休憩舎・ベンチもあり、水餃子鍋で温まる昼食をした。

奉幣殿で

般若岩の下 玉屋神社で

鬼杉

柱状の岩 材木石で

南岳への鎖場を登る

南岳山頂で

中岳山頂で

縦走路から上宮
◇中岳⇒北岳⇒望雲台⇒豊前坊・高住神社⇒別所駐車場
北へ急な岩場を下る。北東の鞍部に降り、ブナの喬木を見上げると中岳・上宮が山頂に浮いて見えた。少し上ると北岳で、祠があり自然林に覆われていた。山頂を巻いて越し急な岩場を鎖にすがって降り、更に残雪があるガレ場を滑らない様に慎重に下ると前方に「望雲台」の岩壁がそそり立って現れた。20m程の岩溝を鎖にすがって攀じ登って右へ、狭い岩場を歩き更に約10m鎖を使い台上の展望岩へ。巨岩の東側は絶壁で、目前の鷹巣山と天狗ラインの眺望が見事であった。戻って逆鉾岩・屏風岩の奇岩の下を通って、豊前坊・高住神社に出た。神社には、樹齢900年の天狗杉が真直ぐ立っていた。車道から左へ、杉林の中の自然歩道を下る。英彦山青年の家・鷹巣原草原の横を通り、別所駐車場へ到着した。

北岳山頂で

北岳からガレ場を下る

望雲台へ鎖で攀じ登る

豊前坊

友遊山歩き