山歩きの記録/日帰り 32 （市房キャンプ場登山口からチョークストーンと展望雄大な高峰を巡る）
年月日（曜日）	平成16年3月26日　（金）
天気・気温	晴れ（快晴）　　山頂16℃・登山口8℃/約550m
山名	市房山（九州百名山・日本二百名山）
高さ	1721m
コース難易度	体力 ★★★　　　技術 ★★　　　危険 ★★
所要時間	行き 2時間50分：鳥栖6:30⇒8:15人吉I.C⇒:55市房ダム9:10⇒9:20キャンプ村駐車場
	帰り 2時間55分：キャンプ村駐車場17:00⇒:05湯山温泉18:20・水上村⇒19:00人吉I.C⇒21:10鳥栖
山歩きルート	市房キャンプ場登山口9:20⇒10:10市房神社:20⇒11:05馬の背:15⇒12:35市房山
	市房山13:50⇔（:55チョークストーン14:05）:20⇒15:25馬の背⇒15:55市房神社16:05⇒16:50登山口
実歩行時間	５時間１５分（キャンプ場⇒市房山１７５分）（市房山⇒キャンプ場１４０分）
駐車場	市房山キャンプ場駐車場（登山口）に、約５０台くらい駐車可能
立ち寄り湯	湯山温泉元湯　300円、TEL：0966-46-0555、　休み　第3水、登山口から5分位

◇市房キャンプ場登山口へのアプローチ
人吉I.Cを出て左折、次の信号も左折する。広域農道（フルーティロード）を直進して、R388の交差点を左折する。水上村役場・市房ダムの横を通り、湯山温泉の集落を抜ける。市房山キャンプ場・市房山登山口の案内標識に従い右折して、村道を上がると市房キャンプ場・登山口駐車場に着いた。
山麓の市房ダムは大噴水と桜	山麓の湯山温泉元湯
ここで一句	〝湯上りに山の夕暮れ桜色〟Y.E 〝マンサクを見つつ険しき市房山〟H.O 〝深き山芽吹く巨木のお岳さん〟M.K 〝市房や地に張り巡らす杉の根の踏むをためらい山頂に向かう〟 A.S
◇市房山キャンプ場⇔市房山⇔（チョークストーン）
林道を歩いて祓川橋を渡ると、神社の鳥居があり参道を上る。大きな木立の深くて暗い森の中、露出した木の根に注意して歩く。二の鳥居があり、夫婦杉の株跡を見て進むと谷川を渡る。巨杉が林立する〝八丁坂〟で、更に古い大きな石段を上がると四合目の〝市房神社〟に着いた。神社の裏手を回り整備された丸木階段や固定ロープを使い急坂を登ると、巨石のある六合目の〝馬の背〟で見晴らしが良く小休止した。ここから狭い急斜面を登り稜線上を進んで笹の多い道に入り、ブナの巨木が立つ林登りに登る。小さなピークを越え、潅木帯のを中に咲く〝マンサク〟の花を眺めて進むと市房山に着いた。山頂からは展望雄大で北に九州山地の山々・遠くに祖母山・傾山、西に雲仙、東は米良山系、南は霧島連山、直ぐ近くは人吉盆地と市房ダムの噴水まで見えた。　帰りは岩稜のギヤップに巨岩が挟まった〝チョークストーン〟を往復して往路に戻り下山した。深くて巨木の自然林と雄大な展望の山であった。
四合目〝市房神社〟で	五合目付近の急坂を登る	六合目の巨石で	市房山々頂で
山頂付近の見晴らしの良い岩から	山頂から人吉盆地の眺望	市房山の縦走路と〝二ツ岩〟	挟まれた巨石〝チョークストーン〟
八合目の潅木帯を下る	早春にまず咲く〝マンサク〟の花	〝野椿〟の花	参道には樹齢千年の大杉