古処山

山歩きの記録/日帰り   34  二合ハチケン谷登山口から カタクリの花咲くカルスト山とワナバ谷 を巡る
    年月日(曜日) 平成16年4月29日 (木)
天気・気温 晴れ   山頂20℃・登山口9℃/約900m 
山名 京丈山(九州百名山)    
高さ 1473m 
コース難易度 体力 ★★   技術 ★★   危険 ★
所要時間 行き 2時間10分:鳥栖6:25⇒7:30御船I.C(R445・R443)⇒(R218)中央・砥用町8:00⇒(R445):25二本杉峠⇒:45二合
帰り 2時間05分:二合16:35(R445)⇒(R218)17:15中央町(R443)18:25⇒(R445):45御船I.C⇒19:50鳥栖
山歩きルート 二合9:00⇒(ハチケン谷)⇒10:05林道1250m地点⇒11:20京丈山
京丈山:35⇒12:10国見分岐13:35⇒14:10水場:25⇒(ワナバ谷)⇒15:15葉木⇒16:30二合
実歩行時間 5時間35分(二合・ハチケン谷⇒京丈山 140分)(京丈山⇒ワナバ谷・葉木 120分)(葉木⇒二合 75分)
駐車場 国道脇に数台駐車可・ハチケン谷入口も数台駐車可(駐車場なし)
立ち寄り湯 中央町 佐俣の湯 400円、TEL:0964-46-4111、休み 第2木、登山口から30分位

二合ハチケン谷登山口へのアプローチ
御船I.Cを左折し、R445の御船警察署前を右折する。R443を中央町へ、小筵交差点を左折してR218を進む。砥用町三和の信号をR445へ右折、曲がりくねった狭い道が続き約25分で二本杉峠へ。更に10分で、京丈山方面は左の標識がある泉村二合に到着。道脇に駐車する。 

泉村二合の道脇に駐車

中央町 佐俣の湯
ここで一句 緑萌ゆ カタクリの花 色そえて〆.E
カタクリを 求めし山は 人の列?.O
丈山の カタクリ眺め 憩う人`.K
京丈の 山の花の カタクリは 木々の根元に つつましく咲く、.S
◇二合⇒ハチケン谷入口⇒(ハチケン谷)⇒京丈山
二合から林道を約5分歩きハチケン谷入口のゲートから、荒れた砂利林道に入り渓流沿いに上がる。約1時間で南の展望の良い1250m地点に着き、林道途中から東側の山道へ入る。(道標は無く解り難い)尾根の杣道に取り付き、更に植林の中をジグザグに登って行くと、カーブしてきた林道を横切って西側の眺めが開ける。二本杉峠の山や、八代平野・天草諸島・雲仙岳が見えた。稜線に向う山道脇には、山あじさい・山ウツボ・山芍薬・エンレイ草・バイケイ草が群生していた。稜線に出ると潅木と笹帯に入り、先端が丸い石灰岩のカルスト地形の間を縫って行く。背高いスズタケの中を進み自然林に入ると、山道脇にカタクリが可憐な花を咲かせていた。
 直ぐに京丈山に着いた。山頂は阿蘇外輪山や熊本平野が見渡せ又、登山者が多かった。

ハチケン谷林道を上がる

1400m地点西側の雲仙方面の遠望

苔石と石灰岩の稜線を

京丈山々頂で
◇京丈山⇒(ワナバ谷)⇒葉木登山口⇒二合
山頂から東へ、ワナバ谷の道を下る。ブナ・ナラなど大木の間を抜け、カタクリの花を見ながら進む。稜線に出ると国見岳との分れに着き、ここで昼食休憩をする。右に自然林の中の急坂を下る、左に国見岳方面の稜線を見て鞍部に着く。山腹を巻き植林地を進み、ジグザグに下ると谷川に出た。最後の水場の標識があり、小休止する。谷の左側を下り開けた所で丸木橋を渡る。しばらく新緑を見ながら渓流沿いに右側を歩く、途中に両岸が迫り崖があり板橋を渡って下る。
 又、渓流の橋を渡って、左岸を下ると林道に飛び出した。京丈山登山口の立派な標識があった。ここから林道を右に進み、腰越を経て約1時間で二合に着いた。ハチケン谷からの巡回コースは、カルスト地形・渓谷・自然林と変化に富んだ山歩きであった。

山頂から分岐へ下る

 渓流の丸木橋を渡る

ワナバ谷を下る

葉木(ワナバ谷)登山口
◇途中で出会った花々

山吹きの花

カタクリの花

山芍薬は開花前でした

山ふじの花

友遊山歩き