古処山

山歩きの記録/えびの市営露天風呂ロッジ泊り 36えびの高原登山口から 連なる火山と湖の大展望コース を縦走する
    年月日(曜日) 平成16年5月24日 (月)
天気・気温 晴れ(快晴)   山頂16℃・登山口18℃/1170m 
山名 韓国岳(日本百名山・九州百名山)  ⇒ 獅子戸岳  ⇒ 新燃岳  ⇒ 中岳 
高さ  1700m                 1429m        1421m      1332m
コース難易度 体力 ★★   技術 ★   危険 ★☆
所要時間 行き 2時間30分:鳥栖6:00⇒8:00えびのI.C⇒8:30えびの高原駐車場・登山口
帰り 0時間45分:高千穂河原駐車場・登山口16:15⇒17:00えびの高原市営露天風呂・ロッジに宿泊
山歩きルート えびの9:00⇒10:25韓国岳:50⇒12:20獅子戸岳13:35⇒:55火口縁⇒14:15新燃岳:25⇒15:00中岳:05⇒:55高千穂河原
実歩行時間 5時間00分(えびの⇒韓国岳85分)(韓国岳⇒獅子戸岳・新燃岳・中岳165分)(中岳⇒高千穂河原50分)
駐車場 えびの高原・登山口に、100台以上駐車可能の県有料駐車場あり(普通車410円)
立ち寄り湯 えびの高原市営露天風呂 200円、 TEL:0984-33-0800、 休み不定期、 登山口から45分位
宿泊先 えびの高原市営露天風呂ロッジ、1750円(風呂付き・寝具代別に850円・自炊調理場あり)、TEL:0984-33-0800、宮崎県えびの市

えびの高原登山口へのアプローチ
えびのI.CからR221を右へ進む。えびの高原≠フ案内を確認し、二ヶ目信号を右の県R30に入る。市街地を、右左右と曲って進む。山麓を上がり急カーブを登って、I.Cから約30分で登山口がある、えびの高原駐車場に到着。

えびの高原駐車場

えびの市営露天風呂と宿泊ロッジ
ここで一句 高千穂の 噴火の跡の 山肌は 赤きガレ場とミヤマキリシマ、.S
ツツジ映え 高千穂峰 はるかなり〆.E
韓国岳 すり鉢の底に 後ずさり?.O
新緑の 霧島連山 大展望`.K
◇えびの高原⇒韓国岳⇒獅子戸岳
駐車場前の道を横断し、「韓国岳登山口」の道標から左へ遊歩道を進む。硫黄山の手前を右折し、潅木帯のガレた風化溶岩の山道を登る。五合目の広場に出ると視界が開け、白鳥山・甑岳や池と赤松の樹林が広がっていた。この先は火口縁に沿って最後の坂を登り、更に溶岩上を伝うと韓国岳に到着。北側は大きな火口跡の絶壁で右下に大浪池、正面は大きな火口の新燃岳その奥に秀麗な山容の高千穂峰が眺望できた。南側の縦走路へ、足場の悪い急斜面のガレ場を下る。やがて赤黒い土の道から、平坦なノリウツギなどの潅木帯に入る。ミヤマキリシマが咲き、蝶が舞い、鴬・カッコ-の声を聞きながら縦走路を歩いた。木の急階段を登って、大幡池への分岐を過ぎると獅子戸岳に到着。南側の視界が開け大きな火口の新燃岳が現れ、遠くに桜島・高隈山・錦江湾が見え、山頂で昼食をした。
 

えびの高原遊歩道から韓国岳へ

韓国岳四合目から甑岳

韓国岳山頂で

韓国岳から霧島連山の雄大な展望
◇獅子戸岳⇒新燃岳⇒中岳⇒高千穂河原
新燃岳に向かって斜面を下り、再び登って行く。やがてエメラルドグリーンの水をたたえた、新燃岳の火口湖が見えてきた。しばらく火口縁を歩くが、霧島の雄大な眺めも含めて感動の景色である。火口縁の最高点を通り木製の階段を降りると、草原に包まれた中岳が広がっていた。所々にミヤマキリシマが咲いた鞍部から、緩やかな坂を登って山頂へ。中岳からは間近に見える、高千穂峰と御鉢の景色が素晴らしかった。小休止して、高千穂河原への急坂を下る。やがて風情のある石畳の道へ変わり(石畳は硬く衝撃で歩きにくい)、河原園地に入ってツツジコースを進む。色鮮やかなミヤマキリシマを鑑賞して、一日目のコースを終え高千穂河原へ到着。タクシーでえびの高原へ(タクシー代3,120円)、市営露天風呂のロッジに宿泊した。

獅子戸岳で昼食休憩

獅子戸岳から新燃岳

エメラルドグリーンの新燃岳火口湖

新燃岳山頂で

新燃岳〜中岳へ(先は高千穂峰)

キリシマツツジと蝶

中岳山頂で

中岳から御鉢と高千穂峰

友遊山歩き