古処山

山歩きの記録/日帰り 62 (長者原登山口からマンサク花霧氷‥(思いもかけず)指山〜三俣山を縦走する
    年月日(曜日) 平成17年3月29日 (火)
天気・気温 曇りのち晴れ   山頂0℃・登山口3℃/約1030m 
山名 指山    三俣山‥二回目
高さ 1449m     1745m
コース難易度 体力 ★★☆   技術 ★★   危険 ★★
所要時間 行き 1時間30分:鳥栖7:00⇒8:00九重I.C⇒8:30長者原登山口
帰り 1時間25分:長者原登山口17:20⇒:50九重I.C⇒18:45鳥栖
山歩きルート 長者原8:40⇒9:00指山観察路入口⇒:55指山10:05⇒:35ハシゴ場⇒11:05北峰:20⇒:50三俣山⇒12:00 W峰13:25⇒
W峰13:25⇒:35南峰:45⇒14:00大鍋⇒:10雨ガ池分岐⇒15:10雨ガ池:25⇒16:20長者原
実歩行時間 5時間25分(長者原⇒指山・三俣山 165分)(三俣山⇒雨ガ池・長者原 160分)
駐車場 長者原登山口に数百台駐車できる、無料の大駐車場がある。
立ち寄り湯 長者原ヘルスセンター 350円、TEL:0973-79-2244、 不定休、長者原駐車場のすぐ横にある。

◇長者原登山口へのアプローチ
九重I.CからR210に出て中村駅前交差点を右折し、県R40を上って名所の九酔渓を通り中村の町を抜けると長者原に着く。交差点の前後に無料の大駐車場がある。

長者原登山口

長者原ヘルスセンターと駐車場
ここで一句 彼岸にも 三俣は白き 霧の花?.O
春弥生 白き三俣の山肌は 近くに登りて 霧氷に驚く、.S
マンサクと 霧氷の共演 三俣山`.K
三月も 終わる九重の 霧氷かな〆.E
◇長者原⇒指山⇒三俣山北峰⇒三俣山本峰⇒三俣山W峰
橋を渡り諏峨守越への舗装道を進む。「指山自然観察路」の道標から左へ樹林を進むと右側に分岐と道標があり指山への坂道を登って行く。やがて長者原方面の視界が開け泉水山や湯煙が見える。更に潅木の急登を抜けると傾斜が緩くなり指山に到着。背後に巨大な三俣山と裾野に平治岳などが見える。鞍部へ下った後、北峰の尾根に取り付き急登すると大きな岩場があり固定ハシゴ・ロープを使い上がる。何と周りは見事な霧氷で、山頂が白く見えたのは霧氷である。更に大きな岩を巻いて潅木の中を登ると縦走路に出て左へ進み北峰に到着。眼前に本峰・南峰・大鍋が東に大船山・平治岳が北面を白く覆っている。北峰から少し戻り鞍部へ下って本峰を目指す、急坂に残雪で足が滑り潅木を掴み登って本峰へ。山頂は広く強風で次のW峰へ進み、岩陰で九重の山々を眺めて昼食休憩する。

指山自然観察路入口

指山への分岐道標

指山々頂で

北峰へのハシゴ場

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陽をあびて桜色に輝く 霧氷
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北峰の霧氷と 奥に平治岳(左) 大船山(右) 

画面にマウスで写真が変化
満開のマンサク花

北峰山頂で

本峰で

本峰からW峰へ

W峰から硫黄山を望む
◇三俣山W峰⇒三俣山南峰⇒大鍋⇒雨ガ池⇒長者原
一旦下り登り返して南峰へ。下山は右に坊ガツル・左に大鍋を見て小鍋の分岐から雨ガ池へ降りる。所々、マンサクが満開である。狭い急坂は北面の残雪が深く凍り付いており滑らない様に注意して下る、予定より時間がかかったが坊ガツルからの道に合流し無事に雨ガ池に到着。少し下ったベンチの場所から見える三角形の北峰にマンサクの黄色花が映えている。あとは気持の良い樹林の九州自然歩道を辿って、タデ原湿原の板道を通って長者原に着いた。今年は三俣山周辺のシャクナゲ・ミヤマキリシマなどの花芽が大きく膨らんでいると感じた開花の時期は楽しめる様に思えた。今回、指山〜三俣山の縦走は雄大な九重の眺望と満開のマンサクと思いもかけず見事な霧氷も見れた感動の山歩きであった。

南峰で

南峰から残雪の急坂を下る

雨ガ池の板道

九州自然歩道を長者原へ下る

                                    (たはらやま)

友遊山歩き