古処山

山歩きの記録/民宿 いっせい 前泊 72 (猪ノ子伏旧登山口から 白髪岳自然林の稜線山道 を巡る
    年月日(曜日) 平成17年8月23日 (火)
天気・気温 曇り時々小雨   山頂20℃・登山口24℃/約1100m 
山名 白髪岳(九州百名山) 
高さ  1417m     
コース難易度 体力 ★★   技術 ★   危険 ★
所要時間 行き 1時間25分:西米良村所7:25⇒:50湯前⇒8:15榎田⇒:50猪ノ子伏登山口
帰り 2時間50分:猪ノ子伏登山口14:25⇒:55榎田⇒15:05錦町温泉C:55⇒16:10人吉I.C⇒18:05鳥栖
山歩きルート 猪ノ子伏旧登山口9:05⇒:35猪ノ子伏:45⇒10:45三池神社:55⇒11:10白髪岳
白髪岳12:40⇒:55三池神社13:00⇒:45猪ノ子伏:50⇒14:05林道⇒:15猪ノ子旧伏登山口
実歩行時間 3時間10分(猪ノ子伏旧登山口⇒白髪岳 105分)(白髪岳⇒猪ノ子伏旧登山口 85分)
駐車場 猪ノ子伏林道終点登山口に、約10台くらい駐車可能
立ち寄り湯 錦町温泉センター 300円、TEL:0966-38-2074、毎月第1・3月曜日 休み、登山口から40分
宿泊先(前泊) 西米良村(前日は石堂山へ) 民宿 いっせい 5,500円/一泊二食、昼食おにぎり弁当 500円、TEL:0983-36-1069

◇猪ノ子伏登山口へのアプローチ
前泊(民宿いっせい)/西米良村からR219で湯前町へ。左折して県R43を通りあさぎり町から榎田林道(登山口まで約11km)に入る。道標から約5kmで舗装路から未舗装に変わる。分岐の案内に従い右折して温迫峠分岐を左折して猪ノ子伏林道に入り、約2.5kmで登山口に到着。林道終点には約10台位が道脇に駐車可能。

猪ノ子伏旧登山口に駐車

錦町温泉センター 

猪ノ子伏旧登山口で
ここで一句
鬼灯の ランプとなりて 点りをり
尾根の道 けむる白髪の 夏の霧
我座せば サルノコシカケ 小さかり
山霧や 幽玄世界の 古木林
猪ノ子伏 座って二時 汗ひかず
夏終り 種作りしか バイケイソウ 白髪岳は 秋に向う
旧登山口⇒猪ノ子伏⇒三池神社⇒白髪岳⇒三池神社⇒猪ノ子伏⇒林道
旧登山口の浅い谷を入る。大木の根元に山の神の祠があり、横の古い道標を確認し緩い斜面にとり付く。やがて急坂となり分かりづらい道が続くが、やっと二合目の猪ノ子伏の山頂に飛び出した。とり付く。やがて急坂となり分かりづらい道が続くが、やっと二合目の猪ノ子伏の山頂に飛び出した。座って二時≠ニ書かれた広場で小休止する。ここから稜線を進むが、ミヤマシキミがびっしりと山道を覆っている。ブナ・モミの巨木やハイノキ・シロモジ・ヒメシャラなどの綺麗な自然林を、幾度か緩やかなアップダウンを繰り返して坂道を上がる。1374mのピーク付近で、バイケイソウが密集した群生地に出合った。枯れたスズタケ帯を進むと、左に苔むした窪地が美しい。直ぐに八合目の三池神社に着き、小広場で小休止する。更に稜線を上がると大木が倒れている、あと5分の道標から短い急登で白髪岳山頂に到着。霧雨けむる山頂からの眺望はないが、雨は降らないのでゆっくりと昼食休憩する。帰路は往路を戻ったが、猪ノ子伏からは林道終点の登山口へ降りた。山頂下付近はテープ目印がわかりづらいので、道を間違わない様に確認して戻る必要がある。今日は雨予報で雨具をつけたが、時々小雨程度の涼しい山歩きで白髪岳の自然林を満喫した。

猪ノ子伏座って二時≠ナ小休止

心地良い稜線道

綺麗な窪地

三池神社へ

山道に
大きな倒木

白髪岳山頂で

下山口へ

林道を戻る
◇途中で出会った花やきのこ

ミヤマシキミ

バイケイソウの群生地

サルノコシカケ

ブナの巨木
(水の守り神)

                                    (たはらやま)

友遊山歩き