北海道遠征山歩きの記録/旭岳温泉大雪山々荘前泊、96（姿見駅から北海道最高峰の旭岳を越え、雄大なお花畑を堪能し黒岳まで縦走する）
年月日（曜日）	平成18年7月15日（土）
天気・気温	曇り‥早朝はガス　　山頂10℃・登山口10℃/約1600m
山名	旭岳（日本百名山）　　間宮岳　中岳　　　　　黒岳
高さ	2290m　　　　　　　　2185m 　2113m 　　1984m
コース難易度	体力 ★★★　　技術 ★★　　危険 ★★
所要時間	行き 10時間10分：利尻島8:40(フェリー)10:20稚内13:45(特急サロベツ)17:34旭川17:50(タクシー)18:50旭岳温泉（泊）
	帰り 8時間30分：層雲峡(タクシー)上川20:20(オホーツク)22:38札幌（泊）⇒千歳14:10(ANA796)16:35福岡⇒18:00鳥栖
山歩きルート	姿見駅6:40⇒7:00旭岳石室:05⇒:25六合目⇒:45七合目⇒8:05八合目:10⇒:30九合目⇒:40旭岳⇒
	旭岳:50⇒9:00雪渓:10⇒10:00間宮岳⇒⇒:25中岳分岐⇒:40中岳:45⇒11:00北鎮岳分岐⇒
	北鎮岳分岐:30⇒12:15雲ノ平⇒:40黒岳石室13:00⇒:20黒岳:40⇒14:40黒岳⇒
	黒岳:40⇒14:40黒岳リフト駅‥（14:45 リフト 15:00）‥（15:10 ロープウェイ 15:20）‥層雲峡駅
実歩行時間	６時間１５分（姿見駅⇒旭岳 110分）（旭岳⇒北鎮岳分岐 115分）（北鎮岳分岐⇒黒岳 90分）（黒岳⇒黒岳リフト駅 60分）
宿泊先	旭岳温泉大雪山々荘‥6,975円/二食 TEL：0166-97-2326 ‥前泊、　ホテルサンルートニュ－札幌‥後泊
立ち寄り湯	層雲峡温泉黒岳の湯 600円、TEL：01658-5-3333 休 4/5～8、露天風呂あり、　登山口から　5分位

◇姿見駅・登山口へのアプローチ
民宿から徒歩約７分で、旭岳ロープウェイ旭岳駅へ。 ※利尻島から移動・フェリー：利尻島⇒稚内・ＪＲ：稚内⇒旭川　・タクシー：旭川⇒旭岳温泉
旭岳温泉大雪山々荘	層雲峡温泉黒岳の湯
◇大雪のお花畑に咲く花々！



◇姿見駅⇒姿見池⇒旭岳⇒間宮岳⇒中岳⇒北鎮岳分岐
ロープウェイ姿見駅から右のコースを進む、生憎のガスで旭岳や姿見の池は見えない。緩い登りの遊歩道の周辺は高山植物のお花畑である。やがて石室と姿見の池が現れたが周囲は見えない。池から火山礫の尾根道でジグザグな登りが六合目～山頂まで続き、風が強くなって旭岳山頂に到着。ガスで周囲は見えず道標を確認して縦走路へ。　ガレ場の急斜面を下ると雪渓が残っており慎重に降りる。再び緩やかな上りの稜線を進むと、やがて平坦な所に山頂標識が見え間宮岳へ。更に稜線を少し上ると中岳へ。御鉢平を見渡す山頂はガスで見えず風も強く、先に進んで北鎮岳分岐へ着いた。縦走路の中間にあたるこの場所は休憩に良く、風下に多くの人が昼食休憩をしている。我々も昼食休憩をしながら見渡す先は見通しが良く目指す黒岳も望める様である。
姿見駅で	遊歩道を　姿見池へ		旭岳石室	旭岳へ ‥ケルンの横を上る
旭岳六合目を上る		ニセ金庫の横を ‥ガスって見えにくい	旭岳山頂で	裏旭雪渓を下る
花畑を通って		間宮岳で‥平らな所に	間宮岳から中岳へ	中岳から北鎮岳分岐へ
◇北鎮岳分岐⇒黒岳石室⇒黒岳⇒黒岳リフト駅
休憩後、黒岳に向って東へ急な斜面を下り、御鉢平の北を回っていくがここにも雪渓が残っておりベンガラに示された所を滑らない様に降りる。右手には御鉢平が広がっており、そこから雪解け水が流れる赤石川の北側を通って高山帯へ出る、〝雲ノ平〟と呼ばれ高山植物のお花畑が広がっている。北側にはおにぎり形の凌雲岳・東には烏帽子岳が正面には黒岳石室の建物と目指す黒岳が見える。　やがて分岐に出て、石室に立寄り休憩する。ここから石段を登って黒岳へ到着。縦走路を振り返ると、雪渓が残る北鎮岳など雄大な山々が連なっている。下りは層雲峡へ、石段の急坂が続き山行の疲れが足にこたえるが、登山道脇からマネキ岩の周辺まで多くの花に彩られ、小鳥やリスに出会える道であった。　旭岳～黒岳の大雪縦走は厚い雲とガスの中であったが、雨にはあわず後半はガスもとれて視界が広がり高山植物のお花畑と雄大な景色を満喫した山歩きであった。
北鎮岳分岐で‥昼食休憩		北鎮岳の雪渓を下る	展望台から‥お鉢平	ハイ松の間を抜ける
雲ノ平へ下る		雲ノ平　お花畑	黒岳石室の分岐	黒岳石室で小休止
石室から黒岳へ		黒岳山頂への上り	黒岳山頂	画面にマウスで写真変化マネキ岩とお花畑 ‥チシマノキンバイソウとウコンウツギの群落
黒岳から下り		黒岳七合目リフト駅	リフトで下る‥約15分	ロープウエイ層雲峡駅