古処山

山歩きの記録/日帰り 105 カシノキヅル越登山口から 雨上がりの紅葉を見ながら、兵戸山風景林の落ち葉道 を巡る
年月日(曜日) 平成18年11月6日(月)
天気・気温 曇り   山頂13℃・登山口12℃/約1050m 
山名 酒呑童子山(九州百名山) 
高さ  1181m   
コース難易度 体力 ★  技術 ★  危険 ★
所要時間 行き 2時間00分:鳥栖7:55⇒8:30日田IC⇒:55大山9:05⇒:40中津江10:20⇒:50カシノキヅル越
帰り 2時間20分:カシノキヅル越14:50⇒15:15中津江:40⇒16:30梅の香温泉17:25⇒18:05日田IC⇒:40鳥栖
山歩きルート カシノキヅル越11:00⇒:20小鈴山:25⇒:40小鈴越:05⇒12:10酒呑童子山13:40⇒14:05小鈴越⇒:15林道⇒:30カシノキヅル越
実歩行時間 1時間55分(カシノキヅル越⇒酒呑童子山 65分)(酒呑童子山⇒カシノキヅル越 50分)
駐車場 カシノキヅル越・登山口に、約30台駐車可。
立ち寄り湯 梅の香温泉なごりの湯 600円、TEL:0973-52-3000 休みなし 、 登山口から 50分位

◇カシノキヅル越登山口へのアプローチ
日田ICからR212へ右折し、日田市街地を抜ける。松原ダム入口を直進し、県R642・県R12を通ってR442を右折し鯛生金山へ。県R9を市ノ瀬へ進み、集落を過ぎ左の県R133へ入る。熊本県境の穴川峠の手前から、左の(フィッシングパークの道標)奥日田スーパー林道を進むと、酒呑童子山登山口の案内板と駐車場がある。

日田スーパー林道入口

梅の香温泉なごりの湯


カシキノヅル越登山口で
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ここで一句
津江古道 霧に立ちたる 苔地蔵
杣道を うり坊と共に 紅葉踏む
霜月や 急に変はりし 山の風
出たるは 猪の子一匹 津江の山
津江の郷 訪ねし雨後の 散り紅葉
◇カシノキヅル越⇒小鈴山⇒小鈴越⇒酒呑童子山⇒小鈴越⇒林道⇒登山口
 道標から丸木段に取り付き、スズタケの坂道を登る。約20分で小鈴山のピークに着いた。展望はないが、山頂付近は紅葉も見られる。落ち葉を踏み鞍部に下ると小鈴越に出た。左は行止まりの様で道端には石地蔵が祀られている。直進し丸木段を登ると大岩の右を巻いて進む。道は緩やかになり、紅葉も見られる静かな樹林帯を歩くのは心地良い。やがて鎖のついた急斜面となり、登りきると二等三角点のある酒呑童子山々頂に到着。昨夜来の厚い雲とガスで展望はない、風は強いが雨が降らないのが幸いである。小さな山頂広場で昼食、温かい天ぷらうどんは旨い。帰路は小鈴越まで戻ってから左へ。急な坂を下ると、約10分で林道に出た。綺麗な周囲の紅葉を見ながら登山口に戻った。今日は厚い雲に覆われ展望はなかったが、兵戸山風景林の落葉道を巡り雨上がりの紅葉を楽しんだ山歩きであった。

杉林の急な坂にとりつく

スズタケの中の登り道

小鈴山々頂で
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落ち葉道を下る

小鈴越‥小さな地蔵がある

ゆるやかな丸木段を登る

鎖を使い急坂を登る

酒呑童子山々頂で
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綺麗な樹林を下る

小鈴越から林道へ下る

林道へ下山

紅葉を見ながら林道を戻る

山道脇の紅葉

林道脇の紅葉
◇中津江村(鯛生金山・サッカー場)に立寄りました。

道の駅鯛生金山

酒呑童子≠フ説明
『酒呑童子』
村の娘たちをさらう
万年杉のような悪い赤鬼は
酒呑童子との酒の呑み比べに負けた。
そして、山のいただきから
酒呑童子のまる
五十一たる分のしょんべんに押し流され
有明海へと逃げてしもうたげな。
そのしょんべんは、筑後川となり
まわりの杉も田も畑もよく育ち
今でも酒呑童子は、山の頂上で
村を見守っちょるげな

中津江サッカー場
2002年カメルーン

                                    (たはらやま)

友遊山歩き