古処山

山歩きの記録/日帰り 110椿ヶ鼻ハイランドパークから ツクシショウジョウバカマの群落を散策し、渡神岳を往復する
年月日(曜日) 平成19年4月11日(水)
天気・気温 晴れ(快晴)  山頂15℃・登山口12℃/約926m 
山名 渡神岳(九州百名山) 
高さ  1150m   
コース難易度 体力 ★  技術 ★  危険 ★
所要時間 行き 1時間15分:鳥栖8:10⇒:40日田IC⇒前津江⇒9:25椿ヶ鼻ハイランドパーク
帰り 1時間20分:椿ヶ鼻ハイランドパーク15:55⇒前津江⇒16:20大山道の駅:45⇒17:05日田IC⇒:40鳥栖
山歩きルート 椿ヶ鼻ハイランドパーク9:50⇒10:15地蔵峠:20⇒:30長谷原尾根⇒:50シオジ原生林:55⇒11:30渡神岳
渡神岳13:25⇒:45シオジ原生林⇒14:10長谷原尾根⇒:25地蔵峠:30⇒:45椿ヶ鼻ハイランドパーク
実歩行時間 2時間50分(椿ヶ鼻ハイランドパーク⇒渡神岳 90分)(渡神岳⇒椿ヶ鼻ハイランドパーク 75分)
駐車場 渡神岳登山口横に、椿ヶ鼻ハイランドパークの大駐車場がある。
立ち寄り湯 椿ヶ鼻ハイランドパーク 風の館(風の湯 準天然温泉) TEL:0973-53-2358 冬期と第一・第三水曜休み 500円

椿ヶ鼻ハイランドパークへのアクセス
 日田ICを降りてR212へ右折、R210バイパスで左折。大宮交差点でR212へ右折、小国方面へ南下する。中川原交差点から県R9へ右折、前津江振興局方面へ進む。椿ヶ鼻ハイランドパークの案内を確認しながら上って行くと、日田ICから約45分で椿ヶ鼻ハイランドパークに着く。巨大な二機の風車の下に、大きな駐車場がある。

椿ヶ鼻ハイランドパーク駐車場
 椿ヶ鼻ハイランドパーク 風の館
ツクシショウジョウバカマ
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ここで一句 渡神岳 可憐なるかな 白バカマ
見あげれば 霞みたるかな 渡神岳
渡神岳 鴬鳴きて 峠越え
山裾を 巻ひて鴬 こだませり
木漏れ日や ヒラキ坊主の 可憐花
どの山も 草木めざめて 笑いをり
山路ゆく 求めし花の 盛りかな
◇椿ヶ鼻ハイランドパーク⇔地蔵様峠⇔シオジ林⇔渡神岳
 椿ヶ鼻ハイランドパークにある巨大な風車下の駐車場南隅に、渡神岳登山口の道標があり、ヒラキ坊主の杉林の中に入って行く。山裾を右に巻いて進んで行くと、道脇に白や薄いピンクの可憐な小さい花が沢山咲いている。ツクシショウジョウバカマの群落が幾つもある。花の写真を撮りながら進むと違う道に入り込んだ。この付近は道が交差し道標がないので地図で方角を山道を確認し、苔に覆われた道を緩やかに上って行く。右に折れて尾根を下ると視界が開け、鋭く尖った渡神岳が見えた。地蔵様峠へ下り、再び植林地に入って進むと砂利の林道に出た。直ぐ前から取り付き自然林の尾根を上って行く、間もなく右に下り道脇のヤブ椿を見て進む、足場の悪い谷間を越えるとシオジ原生林に入った。ここから丸木段の急坂となり、ブナの大木やシャクナゲが目立つが花芽は少ない、今年は花が少ないのだろうか気になる。少し平坦になると間もなく渡神岳に到着。
 狭い山頂から、津江山地の山々・八方ヶ岳・万年山・涌蓋山の眺めが良いが遠くくじゅうや阿蘇は霞んで見えない。飯盒で昼食準備をしていると、熊本から18名のグループが到着され狭い山頂広場が賑わう。昼食休憩後、帰りは往路を戻った。
 今回は、ツクシショウジョウバカマの花にめぐりあい、昼食に飯盒で炊いた筍ご飯に満足した山歩きであった。

渡神岳登山口で
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ヒラキ坊主山裾の杉林を進んで行くと
‥ショウジョウバカマの群落が

苔が生えた山道

尾根を進むと前方に渡神岳が見える
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地蔵様峠へ

再び林道に出て、長谷原尾根へ

尾根を右に巻いて進む

狭い山道を進む

瑞々しいシオジ原生林

丸木段の急坂を登る

平坦地に、アセビが開花していた

狭い、渡神岳山頂
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                                    (たはらやま)

友遊山歩き