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甘木 大平山

山の記録/日帰り189大曲登山口から 星生新道・星生崎へ気温22℃の快適な尾根歩き、北千里ヶ浜・すがもり越へ下る
年月日(曜日) 平成22年8月2日(月)
天気・気温 曇り(ガス)時々晴れ  山頂22℃・登山口23℃/約1230m 
山名 星生山‥三回目
高さ 1762m  
コース難易度 体力 ★★   技術 ★☆   危険 ★☆
所要時間 行き1時間30分:鳥栖7:00⇒:45玖珠PA:55⇒8:05九重IC⇒:40大曲 
帰り1時間35分:大曲15:35⇒:40温泉16:35⇒17:05九重IC⇒18:05鳥栖
山歩きルート 大曲8:55⇒9:50岩塊のピーク10:00⇒:45西尾根:50⇒:55星生山
星生山11:15⇒:50久住分れ13:15⇒14:05北千里浜:10⇒:20すがもり越:25⇒:50鉱山道路:55⇒15:20大曲
実歩行時間 4時間10分(大曲⇒星生山 105分)(星生山・久住分れ・すがもり越⇒大曲 145分)
駐車場 大曲登山口に、約十台駐車可。
立ち寄り温泉 九重西鉄ホテル 花山酔 500円 TEL:0973-79-2311 無休 露天風呂あり

大曲登山口へのアクセス
 九重ICからR210へ出て直ぐの中村交差点を右折する。県道R40を上って九酔渓の七曲りを通り道也に進むと長者原に着く。T字路の県R11(やまなみハイウエイ)の交差点を右折し、上がって行くとヘアピンカーブがあり曲って直ぐの道の内側に10台位駐車可。
画面クリックで写真拡大

大曲登山口の駐車場

駐車場から牧ノ戸方面へ約100m進む
◇大曲登山口⇒星生山⇒久住分れ⇒北千里ヶ浜⇒すがもり越⇒大曲
 大曲から牧ノ戸方面に進み、約100m行ったカーブ手前の登山口(道標はないが目印テープあり)から、潅木帯の隙間の斜面に取り付く。いきなりの急坂であるが少し進むと坂道が緩み、クマザサの踏み分け道を登って行くとノリウツギの白い花が満開である。笹が山道を覆い、掻き分けなければ地面が見えない。30分ほどでフラット面が現れ一息入れ、再び急坂を登って行くと大きな岩塊が見え台地状の広場に上がり着き小休止
ミヤマキリシマの株間を縫うようになだらかに登って行くと次第に斜度が増してきつい上り坂となってきた。小刻みなジグザグも混じえながら登ると岩の横を通り過ぎ、広い草地の斜面を登って行くと斜度が緩んで星生山の西尾根に上がり着いた。右下には西千里ヶ浜が俯瞰でき、久住山などへ向う登山者も見える。ここから東向きとなりなだらかな草尾根の踏み分けを辿り5分ほどで星生山々頂に到着、三角点はない。360度の大パノラマを期待したが、生憎とガスがかかり展望はあまり利かない。
 写真を撮り、久住分れに向う、東向きに岩稜線の岩場を慎重に下って行く。星生崎へと続く稜線のコースは、硫黄山から上がる白い噴気が勢いよく吹き上げており、天空の回廊を歩く様な爽快なルートである。星生崎のピークから左下へ下り始め急坂を一気に下って久住分れに到着。ここで飯盒炊爨を行い、ゆっくりと昼食休憩する。
 帰路は久住分れを左下へと折れ、急坂の下りが始まる。岩段差やガレ岩が断続的に現れ、踏み外さない様に注意しながら下り、次第に斜度が緩んで砂地の平坦面に降りつき広い北千里ヶ浜に入って行く。左上は硫黄山で赤茶けた斜面の上から勢いよく噴煙を上げている。コースには目印となるケルンが並び辿って進む。両側が狭まり最後のケルンを過ぎると分岐があり、左上に登って行く。石の累積した斜面を登り詰めると、すがもり越に到着し小休止。ここから岩石の斜面をぐんぐん下り谷筋に降り着いて鉱山道路をのんびりと下り始める。観測所を見て右カーブした直後が大曲への分岐点、左下へと折れ斜面を下って行く。枯れ谷を跨ぐと県道に出て大曲登山口へ到着した。
 今回は大曲登山口から、山頂から北西に派生した尾根筋をほぼ直進的に登るコース(星生新道)を辿り、久住分れ・北千里ヶ浜・すがもり越と硫黄山をぐるりと廻って大曲へ戻った。山頂付近は生憎とガスがかかり展望はあまり利かなかったが、気温22度と快適な山歩きを楽しむ事ができた。

星生新道の登山口‥道標は無し

岩塊のピークへ

星生山で

硫黄山よこの尾根道を行く

星生崎へ

星生崎から久住分れへ下る

久住分れで、昼食休憩

久住分れから、北千里ヶ浜へ

北千里ヶ浜へ下る

北千里ヶ浜を進む

すがもり越へ

鉱山道路を下る

            (おおひらやま)

友遊山歩き