山の記録 317 (室堂登山口から 一ノ越山荘を経て、雄山・大汝山・富士ノ折立・真砂岳・別山の立山連峰を縦走する) | ||||
年月日(曜日) | 平成28年8月18日(木)〜20日(土) |
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天気・気温 | 曇り・霧のち時々晴れ 山頂12℃・登山口16℃/約2450m | |||
山名 | 立山(雄山 大汝山 富士ノ折立 ) 真砂岳 別山 | |||
高さ | 3003m 3015m 2999m 2861m 2880m | |||
コース難易度 | 体力 ★★★ 技術 ★★ 危険 ★★ | |||
所要時間 | 行き | 9時間24分:新鳥栖6:36(さくら540号)⇒:49博多7:04(のぞみ6号)⇒9:34新大阪:46(サンダーバード13号)⇒12:17金沢:28(つるぎ710号)⇒:51富山 | ||
富山13:16(富山電鉄)⇒14:21立山:40(立山ケーブルカー)⇒:47美女平15:20(高原バス)⇒16:00室堂 | ||||
帰り | 10時間30分:室堂7:45(トロリーバス)⇒8:00大観望:10(ロープウェイ)⇒:17黒部平:35(黒部ケーブルカー)⇒:40黒部湖9:35(トロリーバス)⇒:51扇沢 | |||
扇沢10:00(バス)⇒:35信濃大町11:33⇒12:36松本:53(しなの12号)⇒15:01名古屋:14(のぞみ37号)⇒16:06新大阪:20(さくら567号)⇒19:15新鳥栖 | ||||
山歩きルート | 室堂@16:20⇒17:20一ノ越山荘A6:55⇒8:00雄山:20⇒:45大汝山9:10⇒:30富士ノ折立:45⇒10:15大走り分岐⇒:25真砂岳:35⇒ | |||
⇒11:45別山12:20⇒:45別山乗越13:00⇒14:20雷鳥沢:30⇒:45雷鳥沢ヒュッテB6:20⇒:55展望所7:05⇒:10ミクリガ池⇒:20室堂 | ||||
実歩行時間 | 7時間50分:室堂⇒60分 一ノ越山荘⇒65分 雄山⇒45分 富士ノ折立⇒40分 真砂岳⇒70分 別山⇒140分 雷鳥沢ヒュッテ⇒50分 室堂 |
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宿泊‥一日目 | 一ノ越山荘 Tel:090-1632-4629 9300円‥一泊二食 | |||
宿泊‥二日目 | 雷鳥沢ヒュッテ Tel:076-463-1753 9500円‥一泊二食 温泉あり |
◇室堂登山口へのアクセス | |||||
・九州/山陽新幹線:新鳥栖/博多⇒新大阪 ・北陸線:新大阪⇒金沢 ・北陸新幹線:金沢⇒富山 ・富山電鉄:富山⇒立山 ・立山黒部アルペンルート:立山⇒(ケーブルカー/高原バス)⇒室堂 |
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九州/山陽新幹線‥のぞみ号 |
北陸新幹線‥つるぎ号 |
画面クリックで拡大 | |||
富山電鉄 |
立山ケーブルカー |
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◇室堂⇒一ノ越山荘⇒立山⇒別山⇒雷鳥沢ヒュッテ⇒室堂 | |||||
室堂ターミナルから、立山石標の横を上がって石畳の道を進む。前方は雄山がガスに覆われている、左に室堂山荘を見て、右の浄土山の裾を緩やかに登って行く。左の石上に雷鳥がでている、カメラをズームアップしチェックする。次第に急な道となり緩やかになると「祓堂」が右側に立っている、お参りをし一息入れる。道は斜度を増しジグザグに登って行く、前方に一ノ越山荘が見え近づいて到着、今夜はここに泊まる。 二日目、心配した雨はないが小屋から見える雄山山頂は、時折ガスに覆われている。小屋から標高差300m傾斜のきつい岩の尾根を真っすぐ登る様だ。小屋前から大小の岩混じりの道を急登する。大きな岩など掴まりながら慎重に進み、大きな露岩のある二ノ越を登って行く。更に三ノ越のピークを越えると展望の良い場所があり、対面の浄土山や室堂方面を振り返り一息入れる。山頂部の社務所が見えて、最後の登りで山頂部に到着、時折ガスに覆われて残念ながら展望は利かない。雄山神社はガスの中、山頂標識で写真を撮り、縦走路へ進む。 縦走路はガスがかかり周りも見にくく室堂平も見えない、ザレ場など滑らない様に慎重に進むと大汝休憩小屋に到着、ザックを置いて5名が大汝山へ。更に尾根を進み、富士ノ折立へここも山頂はガスに覆われており、5名が山頂へ。戻って、真砂岳へ向かうがここから急な下りとなりザレている所もあり滑らない様に慎重に下る。やがて内蔵助カールの尾根に出て進むがガスがかかり右側は見えず、左の室堂平が時々見える。小さな道標があり、大走りコース分岐を過ぎ、直進しすると丸い山容の真砂岳に到着、ツアーのグループと出会う。次の別山へ向かう、ここから一旦下って登り返し別山々頂に到着。雄山から立山連峰を縦走して別山へ辿りついた。期待した、剱岳の大展望はガスに覆われて見えず、残念である。ここで昼食休憩し、別山乗越への尾根を進む。途中の尾根道で、剱岳がチラリと見えたがそれまでで、別山乗越に到着。ここから雷鳥沢へ、急な山道を下るがゴロ石で足場が悪い道は縦走し疲れた足に堪える。やがて雷鳥沢に出て、橋を渡りキャンプ場へ。直ぐ上の雷鳥沢ヒュッテに到着した、ここは温泉がありゆっくりと疲れをとる事ができた。ヒュッテに到着後の天気は回復し、立山連峰の山並みが映えている。 三日目は好天気の中、室堂ターミナルへ向かう。緩い登り坂の山道を進むと、ミクりガ池の前にある室堂平展望所から、別山の横に剱岳が見えている。ミクりガ池を廻って室堂センターに到着。 今回は、直前に台風8号が通過し天気を心配したが雨は降らなかった。計画した雄山から別山までの立山連峰縦走をする事ができた。前半はガスがかかり大展望はできなかったが、雨具を着ける事はなかったし、後半は天気も回復し雄大な展望も楽しむ事ができて良かった。帰路は、アルペンルートを黒部ダムに廻って信濃大町から帰路についた。 |
友遊山歩き