古処山

山歩きの記録/日帰り   14       仙酔峡登山口から ミヤマキリシマと阿蘇の大火口 を縦走する
    年月日(曜日) 平成15年5月16日 (金)
天気・気温 晴れ   山頂10℃・登山口18℃  
山名 高岳(日本百名山/九州百名山)   ⇒ 中岳 
高さ  1592m               1506m
コース難易度 体力 ★★   技術 ★★☆   危険 ★★★
所要時間 行き 2時間45分:鳥栖7:00⇒:50熊本I.C(R57)9:10宮地駐車場:30(シャトルバス):45仙酔峡
帰り 2時間30分:仙酔峡15:00(シャトルバス)宮地17:00⇒:20大観峰(R212)18:20日田I.C⇒19:00鳥栖
山歩きルート 仙酔峡10:00⇒11:40火口壁⇒:50月見小屋12:40⇒:50高岳13:00⇒:20中岳⇒:45展望台⇒14:50仙酔峡
実歩行時間 3時間50分(仙酔峡⇒仙酔尾根⇒月見小屋110分)(月見小屋⇒中岳⇒仙酔峡120分)
駐車場 通常は仙酔峡ロープウエイ駅横に大きな駐車場あり。今回はJR線を越えて案内された駐車場へ。
立ち寄り湯 かんぽの宿 350円、TEL:0967-22-1122、休み 無、登山口から約15分

◇仙酔峡登山口へのアプローチ
R57宮地を右折し、JR豊肥線を越え真直ぐ進むと約15分でロープウエイ駅のある仙酔峡登山口へ。今回は開花期で車は入山規制されていたので、近くの駐車場からシャトルバスを利用した。

仙酔峡登山口の花酔橋で
◇仙酔峡登山口⇒月見小屋⇒高岳
花酔橋を渡り、ミヤマキリシマ花の間の遊歩道を歩いて仙酔峠へ上がる。ここから、長い仙酔尾根を登り始める。岩稜の白ペンキの矢印を目印にしてピークをいくつか越して真直ぐ登ると、断層地形の岩壁に突き当たった。そこを乗り越して、ジグザグに登りつめると高岳火口壁の縁に出た。ここまでガスがかかり見晴らしが悪かったが、縁から周囲が見え始め急速に天気が良くなった。風が強く寒いので、大鍋を通り月見小屋で昼食休憩をする事にした。月見小屋は新設されていた。10分程で岩が集積された最高点の高岳へ丁度、天候が回復し、火口や中岳、外輪山が直ぐ近くに見え、素晴らしい眺望に恵まれた。

仙酔尾根を登る

月見小屋で

高岳山頂で

高岳の岩稜を下る
◇高岳⇒中岳⇒仙酔峡登山口
石ころだらけの道を下り、岩尾根のピークを越すと砂礫に覆われた中岳山頂に着いた。ここから大きな岩壁を巻いて、急な坂を下ると阿蘇山の大火口が、眼下に広がった。平坦な火口壁の上を歩き、急坂を火口展望台へ上がった。展望台で阿蘇山の大景観を楽しんでロープウエイ東駅方面へ下った。更に、遊歩道を下ると、仙酔尾根の奥に峻険な鷲ヶ峰が、下方には仙酔峡のミヤマキリシマの群落が見事であった。

中岳から下る

尾根道から阿蘇の大火口を望む

遊歩道を下る(小休止)

仙酔峡へ(後ろは鷲ヶ峰)

友遊山歩き