古処山

山歩きの記録/日帰り   31       志々伎神社登山口から 平戸島の海にそそり立つ岩峰の展望の山 を巡る
    年月日(曜日) 平成16年3月19日 (金)
天気・気温 晴れ(快晴)   山頂12℃・登山口11℃/約70m 
山名 志々伎山(九州新百名山) 
高さ 347m
コース難易度 体力 ★   技術 ★☆   危険 ★
所要時間 行き 3時間05分:鳥栖7:30⇒8:10武雄I.C(R498)⇒:40伊万里(R204)⇒9:15松浦⇒:40平戸大橋(R383)⇒10:35志々伎神社
帰り 3時間05分:登山口14:35⇒15:25平戸大橋:40⇒:50草原の湯16:55(R204)⇒18:00伊万里(R383)⇒:25武雄I.C⇒19:00鳥栖
山歩きルート 志々伎神社一の鳥居・登山口10:45⇒11:00中宮⇒:50志々伎山13:15⇒14:10中宮:15⇒:25登山口
実歩行時間 2時間10分(一の鳥居登山口⇒志々伎山 65分)(志々伎山⇒登山口 65分)
駐車場 阿弥陀寺の先の広場に、約10台くらい駐車可能
立ち寄り湯 田平口グラスハウス草原の湯 300円、TEL:0950-57-1443、無休、登山口から 60分位

志々伎神社鳥居登山口へのアプローチ
平戸大橋を渡り、二つ目の信号を左折する。R383を約20km南下すると、県R19となる。更に約15Km位進むと、志々伎山登山口の案内標識が見え左折する。上ると阿弥陀寺があり、その先の広場に駐車可。         

志々伎神社鳥居横に駐車

田平口グラスハウス草原の湯
ここで一句 志々伎山 眼下に見える 春の海 行き交う船の 描く白波〆.E
海原の きらめき光る さざなみの 船の後尾に 白波残す、.S
鳶(とび)が舞う 志々伎の里は 風緩む?.O
眺めみる 大海原は のどかなり`.K
◇志々伎神社一の鳥居⇒中宮⇒志々伎山
一の鳥居をくぐり石段を登って、樹林の中の参道を進む。やがて長い石段(117)を上がると、志々伎神社の本殿に着いた。右側へ舗装道を進み細い山道へ入ると、石垣だけが残る中宮跡が左側にあった。山は藪椿・犬槙など多くの照葉樹林に覆われ、中でも山道脇にある幹回り3,2m高さ10mの犬槙は巨木である。ロープを使い岩を登ると、右に視界が開け海原が現れた。
途中、岩窟に祠が祀られていた。更に岩場に張られた固定ロープやゴツゴツした岩角を使い下って再び登って行くと、山頂直下の岩尾根に出た。両側は絶壁で注意して上ると、古い石の祠がある山上に着いた。山上からは360度すべてに青い西海の大海原が広がっていた。生月島・生月大橋、五島列島の島影、平戸水道を隔てた九州西岸の山々・九十九島が見渡せる眺めに目を奪われた。

志々伎神社一の鳥居登山口

参道の石段を登る

岩場をロープで登る

志々伎山々頂で
◇志々伎山⇒中宮⇒一の鳥居登山口
下山は往路を引き返したが、岩場の滑落に気をつけながらゆっくりと下った。山道にはスミレの花が咲き、ノシランが青い実をつけていた。叉、珍しい植物も沢山あって山登りしながら海の風景も同時に堪能でき、低い山であるが変化に富んで魅力的な山であった。

山頂から眼下に見える大海原

山頂付近の岩尾根を下る

山道脇に犬槙≠フ巨木

山道脇にノシラン≠フ群生

そそり立つ山頂

ナカバタチツボスミレ

ノシランの青い実

平戸大橋で

友遊山歩き