古処山

山歩きの記録/五家荘渓流キャンプ場前泊  46 樅木登山口から 九州山地/熊本県最高峰 を縦走する
    年月日(曜日) 平成16年8月21日 (土)
天気・気温 曇りのち一時雨    山頂16℃・登山口18℃/約970m 
山名 烏帽子岳(九州百名山) ⇒ 五勇山 ⇒ 小国見岳 ⇒ 国見岳(日本三百名山/九州百名山/熊本県最高峰)
高さ 1692m              1662m      1708m      1739m
コース難易度 体力 ★★★   技術 ★★   危険 ★★
所要時間 行き 0時間30分:五家荘渓流キャンプ場6:10(樅木林道)⇒:40樅木登山口
帰り 2時間50分:登山口15:45⇒(県R195)16:20吐合⇒(R445):45二本杉:50⇒17:20佐俣の湯18:40⇒(R443)19:00御船I.C⇔20:00鳥栖
山歩きルート 樅木6:50⇒7:30小休止@:35⇒8:30小休止A:40⇒9:35烏帽子岳9:55⇒10:20展望岩:30⇒11:00五勇山
五勇山:15⇒12:00分岐(⇔:05小国見岳:10):15⇒:40国見岳13:25⇒14:30/1400mピーク:40⇒15:35樅木
実歩行時間 6時間45分(樅木⇒烏帽子岳150分)(烏帽子岳⇒五勇山55分)(五勇山⇒国見岳80分)(国見岳⇒樅木120分)
駐車場 登山口には駐車場なし、ゲート前の林道脇に数台駐車可。
立ち寄り湯 中央町 佐俣の湯 400円、TEL:0964-46-4111、休み 第2木、登山口から60分位
宿泊先(前泊) 五家荘渓流キャンプ場バンガロー、1万円/1棟1泊(ガス・水道・トイレ・風呂・冷蔵庫あり)、TEL:0965-67-5372、熊本県泉村樅木

樅木登山口へのアプローチ
五家荘キャンプ場から樅木林道へ進む。途中、国見岳まで5kmの道標を確認して更に道なりに約10kmまで進むとゲートがあり、ここからは進入禁止となっており林道脇に駐車する。烏帽子岳への登山口は約150mゲート手前の道脇に「佐世保峰友会」の登山口の標識がある。(国見岳の登山口は林道を約300m進んだ右側に道標がある。)

樅木ゲート手前に駐車

中央町 佐俣の湯
ここで一句 夕立の 脊梁の山 かすみおり〆.E
俄雨 顔打たれつつ 夏登山?.O
脊梁は 雨にかすむも 深き山`.K
昔より 国見岳より 見る彼方 今も変わらぬ 深き山、.S
◇樅木登山口⇒烏帽子岳⇒五勇山
ゲート手前の約150m道脇の「佐世保峰友会」の黄色道標と赤テープを確認し杉林を急登する。やがて背丈より高いスズタケと潅木に覆われた狭い道をヤブをこいで登る、暑さに汗に中腰でまいった。稜線が近くなると花はないが石楠花の群落が現れた。直に烏帽子岳に到着。曇空で眺望はあまりきかない。東の五勇山縦走路へ下る、椎葉越の標識と石楠花群生地があり道の両脇に大群落が見られる。途中見晴らしの良い展望岩で南の脊梁の深い山を眺望しカエデなどの綺麗な道を進み五勇山へ。山頂は木に覆われて眺望はきかない。

樅木登山口から烏帽子岳へ

スズタケの中を進む

石楠花の大群落

烏帽子岳山頂で

椎葉越の分岐道標

縦走路の展望岩

烏帽子岳⇒五勇山縦走路

五勇山々頂で
◇五勇山⇒小国見岳⇒国見岳⇒樅木登山口
標識に従い右折、国見岳への縦走路へ緩やかに下って行く。自然林の中の道は平坦になり緑に覆われ快適である。巨木が増え登って進むと、小国見岳の入口(木に赤テープ)がある。左に上がると5分で小国見岳山頂で烏帽子岳が見える。戻って左へ行くと、岩が多い斜面になり石楠花の群落が現れて国見岳に到着。直に雨が降りだし眺望がきかない。昼食後早めに下山する。先程の縦走路を約100m戻り分岐を右折し樅木へ、雨で濡れた尾根のブナ林とスズタケのヤブを下る。1400mのピークを過ぎ更に下り杉の植林地に入ると急激な下りとなりジグザグに降りると林道の樅木登山口に出てゲートまで5分で到着。今回はあいにくの曇空で雄大な眺望が望めなかったが、この縦走路に自生している石楠花の大群落が咲き誇る頃にあわせて、又、山歩きを楽しみたい山である。

五勇山々頂よこの分岐道標

五勇山から国見岳への縦走路

小国見岳の入口(赤テープ目印)

小国見岳山頂で

国見岳山頂で

国見岳から尾根道を下る

珍しいシャラの木 付近を下る

ブナ林を下る

友遊山歩き