古処山

山歩きの記録/日帰り 78 二本杉登山口から 落葉の絨毯を踏み、快適な稜線の大金峰・小金峰 を往復する
    年月日(曜日) 平成17年11月28日 (月)
天気・気温 晴れ(快晴)   山頂15℃・登山口5℃/約1000m 
山名 大金峰(九州百名山)  小金峰  
高さ  1396m          1377m           
コース難易度 体力 ★★   技術 ★   危険 ★
所要時間 行き 2時間10分:鳥栖7:00⇒8:10御船I.C⇒砥用⇒9:10二本杉・大金峰登山口
帰り 2時間05分:登山口:50⇒16:20雁俣温泉17:10⇒砥用⇒:45御船I.C⇒18:45鳥栖
山歩きルート 登山口9:25⇒:45雨量計⇒10:25分岐⇒:30大金峰:40⇒11:10福根分岐⇒:25功分岐:30⇒12:00取付点⇒:10小金峰
小金峰13:40⇒:45取付点⇒14:15功分岐⇒:30福根分岐⇒:55大金峰分岐15:00⇒:25雨量計⇒:40登山口
実歩行時間 4時間25分(登山口・大金峰⇒小金峰 150分)(小金峰⇒登山口 115分)
駐車場 二本杉・大金峰登山口に、十数台駐車可。
立ち寄り湯 元湯温泉 かりまた 400円 TEL:0964-47-1178  休み 偶数月第二水曜 登山口から 30分位

◇二本杉・大金峰登山口へのアプローチ
御船I.CからR445を左へ、御船警察署から右折R443を進む。美里町小筵から左折しR218へ、三和から右折しR445の急カーブ道を上って二本杉峠へ。更にR445を約1km下り、右への車道(せんだん轟方面)に入る。500m程進むと急カーブで(九州自然歩道の案内板が)その左側に駐車場と大金峰登山口がある。

二本杉登山口で

R445から二本杉登山口への
車道入口(せんだん轟方面)

元湯温泉 かりまた
ここで一句
我が後を 追いかけて来る 枯葉かな
裸木や 疎らに見ゆる 五家荘
落葉踏む 四人の男の 靴の音
小春日や 名だたる山の 連なりて
降りつもる 落葉の道の 長きこと
大金の いずこの木より 落ちりしか 落ち葉拾いて 仰ぎ見る木々
二本杉・大金峰登山口⇔無人雨量計⇔大金峰⇔福根分岐⇔功・椎原分岐⇔小金峰
駐車場から杉林の中を通り丸太組みの道を上って行く。やがて道が左に曲がると左手に無人雨量計があり、平坦な歩き易い道を進む。ゆるい登りとなりカラマツが現れて、樹間に南西の山々を見ながら稜線の西側を巻いて行く。やがて正面の尾根に出ると広場があり、分岐から左へ上ると大金峰山頂に到着。山頂の周りは植林で展望は良くない。休憩後、分岐へ戻って小金峰に向う。
稜線の直ぐ下を進む山道は笹が刈られ、ブナ・ナラなど自然林の落葉に埋もれ足にやさしく快適である。福根分岐を過ぎ、ゆるく上下しスズタケの壁中を進むと功・椎原分岐へ。更に直進し樹間に九州山地の山々を見て、メタセコイヤ・カラマツの植林を抜け尾根を巻いて進むと西側がひらけ小金峰への取付点へ。自然林の急坂を10分程で小金峰山頂に到着。山頂は美しい松・石楠花・アセビなどの自然林があり、樹間に雄大な九州山地が見える。山頂で展望を楽しみながら昼食休憩し、帰りは往路を戻る。
今回は二本杉から大金峰・小金峰まで長い稜線の山道を往復したが距離のわりには時間もかからず、自然林もあり落葉の絨毯の快適な山歩きであった。

苔石の登り道

植林の中を進む

自然林の落葉道

大金峰への取付点

大金峰山頂で

両壁がスズタケの道

福根分岐で

功・椎原分岐で

小金峰山頂で

小金峰山頂より 五家荘の山々

小金峰山頂で 昼食休憩

小金峰の取付点へ下る

 紅葉したメタセコイヤ

快適な日溜り道を歩く

落葉樹の道を下る

大金峰分岐で 小休止

道脇に 無人雨量計

登山口へ降りる

二本杉峠(茶店)からの
大金峰

                                    (たはらやま)

友遊山歩き