山歩きの記録 大崩の茶屋前泊 114 (上祝子登山口から ワク塚〜坊主尾根ルートで、満開のアケボノツツジと岩峰の造形美を 満喫する ) | |||
年月日(曜日) | 平成19年5月11日(金) | ||
天気・気温 | 晴れ(快晴) 山頂18℃・登山口8℃/約645m | ||
山名 | 大崩山(日本三百名山・九州百名山)‥二回目 | ||
高さ | 1644m | ||
コース難易度 | 体力 ★★★ 技術 ★★★ 危険 ★★★ | ||
所要時間 | 行き 0時間10分:大崩の茶屋5:35⇒:45上祝子登山口 | ||
帰り 3時間55分:登山口18:10⇒:20祝子川温泉19:10⇒20:05三重⇒:20緒方20:55⇒21:10竹田⇒22:00小国⇒:55日田IC⇒23:30鳥栖 | |||
山歩きルート | 上祝子登山口6:00⇒:30大崩山荘:35⇒7:00涌塚分岐⇒8:35袖ダキ:50⇒9:35下ワク塚:45⇒10:00中ワク塚⇒10:45上ワク塚:55⇒ | ||
11:30坊主尾根分岐⇒11:55大崩山13:05⇒:25坊主尾根分岐⇒14:05小積ダキ:15⇒16:30林道分岐⇒17:05大崩山荘:15⇒:50登山口 | |||
実歩行時間 | 9時間40分(上祝子登山口⇒涌塚ルート⇒大崩山 315分)(大崩山⇒坊主尾根ルート⇒上祝子登山口 265分) |
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駐車場 | 上祝子登山口の道脇に、十数台駐車可。 | ||
宿泊先 前泊 | 延岡市北川祝子川 民宿/大崩の茶屋 TEL:0982-20-1161 5,000円/一泊二食(昼弁当も) | ||
立ち寄り湯 | 祝子川温泉美人の湯 TEL:0982-23-3080 木曜日休み(休日の場合は翌日) 500円 登山口から約5分 |
◇上祝子登山口へのアクセス | ||||
延岡駅前の県道16号線を北上し、祝子橋交差点から県道207号線に入る。祝子川沿いを道なりに市内から約50分で大崩の茶屋。更に約10分で上祝子登山口。 | ||||
大崩の茶屋 |
祝子川温泉 美人の湯 |
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上祝子登山口へ |
ここで一句 | 大崩山は アケボノツツジの 枝越しに 夏登山 岩壁に挑む 女人連れ 獣肉と 山菜料理の 登山宿 谷若葉 綱を頼りの 祝子川 上るほど あかぬ大崩 登山かな 岩峰に アケボノツツジ 神の道 |
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◇絶景でした! | ||||
画面クリックで写真拡大 | 画面クリックで写真拡大 | 画面クリックで写真拡大 | 画面クリックで写真拡大 | |
◇上祝子登山口⇒大崩山荘⇒涌塚分岐⇒袖ダキ⇒下ワク塚⇒中ワク塚⇒上ワク塚⇒坊主尾根分岐⇒大崩山 | ||||
登山届を提出し、いきなり急な斜面を登ると次第に川の上部と平行した緩やかな山道となり何度か小谷やハシゴを横切ると大崩山荘の下に出た。三里河原方面へ直進しロープを張った岩場を通り涌塚分岐に出た。左折して河原へ下り、巨石を伝って慎重にステンレス橋を渡り小積谷沿いに進む。巨岩の間をすり抜け、右手に進むとガレ場の急登となりハシゴやロープを使って登ると袖ダキの頂きに出た。真下へ垂直に落ち込み、正面に小積ダキや下ワク塚の岩峰がそびえ絶景である。展望を満喫し西へ進むとアケボノツツジが満開の山道は険しい上りが続き、長い垂直ハシゴを四本クリアし下ワク塚の頂に出た。 横長の頂からの展望は雄大である。展望後は岩上を西へ進み中ワク塚へ、ここから岩を右に下ってステンレス製の思案橋を渡り、登り返して上ワク塚の基部で小休止する。 基部からスズタケがうるさい道を登ると、所々にアケボノツツジが満開である。坊主尾根分岐をすぎて緩やかな山道を進むと鹿川方面の道と合流し、まもなく石塚に出て直ぐに大崩山頂上に着いた。石塚に戻り、鹿納山・五葉山や傾山など360度の展望をしながら昼食休憩する。 |
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いきなり急登です |
大崩山荘で小休止 |
狭いステンレス橋を徒渉‥慎重に |
大岩を支えています? |
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狭い岩場をくぐり抜けます |
ガレ場を登ります |
最初のハシゴです |
丸太橋です |
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袖ダキは絶景です‥背後はワク塚 |
長い四本ハシゴを上がります |
下ワク塚も雄大な展望です |
ステンレスの思案橋です |
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アケボノツツジが満開でした |
坊主尾根分岐‥もうすぐ山頂? |
大崩山頂上‥思わず万歳! |
石塚で休憩しました‥360度の展望 |
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小積ダキ‥大展望です |
象岩をトラバース‥ロープを伝い慎重に |
最後のハシゴ場です‥30ほどありました |
岩の上を飛び跳ねて渡ります |
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◇大崩山⇒坊主尾根分岐⇒小積ダキ⇒林道分岐⇒大崩山荘⇒上祝子登山口 | ||||
帰路は坊主尾根分岐から右へ、急な山道を下る。屹立するワク塚を左に見ながら進むと、小積ダキで象岩など展望を楽しみ小休止する。山道に戻り急斜面をロープで下って、象岩の下をワイヤーロープを伝って通過する。ここからもロープやハシゴ場が連続して下降する難所が続き、見返りの塔や米岩を過ぎて林道分岐に出た。更に下って支流の左岸近くの道を進むと本流と出合い徒渉点に出た。川の中にロープが張られた岩の上を飛び跳ねて対岸へ渡り、大崩山荘を経て往路を下り登山口へ帰り着いた。 今回は好天気に恵まれたうえ、きれいな新緑に満開のアケボノツツジが咲き誇っていました。大崩の深い原生林の中にワク塚や小積ダキの岩峰が突き出した造形美は迫力満点であった。前泊した「大崩の茶屋」の石本さんは、袖ダキからワク塚ルートは神々の散歩道≠ニ表現されていたが、まさに神秘的な山であった。 |
友遊山歩き