祖母山系 古祖母山

山歩きの記録/日帰り 128 (山口集落/カラ迫岳登山口から 沢沿いの自然林と鉱山跡の縦穴・横穴や稜線の国境石群 を巡る
  年月日(曜日) 平成19年12月1日(土)
天気・気温 晴れ時々曇り    山頂11℃ ・登山口12℃/約700m 
山名 カラ迫岳
高さ  1006m
コース難易度 体力 ★  技術 ★   危険 ★
所要時間 行き 1時間40分:鳥栖7:40⇒8:10久留米IC⇒:20広川IC⇒9:00星野村役場前⇒:20カラ迫岳登山口
帰り 1時間40分:登山口13:45⇒14:05星野温泉であいの湯15:10⇒:50広川IC⇒16:00久留米IC⇒:30鳥栖
山歩きルート 登山口9:30⇒:55鉱口横穴前10:00⇒:20県境T字路⇒:45カラ迫岳
カラ迫岳12:25⇒:45県境T字路⇒13:00鉱口横穴前:05⇒:30登山口
実歩行時間 2時間10分(登山口⇒カラ迫岳 70分)( カラ迫岳⇒登山口 60分)
駐車場 カラ迫岳登山口に、数台駐車可。
立ち寄り湯 星野村総合福祉センターそよかぜ であいの湯 300円 TEL:0943-52-3165 毎週月曜日休み 登山口から約20分

◇山口集落/カラ迫岳登山口へのアクセス
 広川ICから左折、R3の工業団地入口交差点を直進し突き当りの県R82を右折する。広川町吉常の交差点を左折し県R84を道也に上陽町へ。大瀬交差点を左折、星野村へ。役場前を直進し県R57へ、川沿いに進み熊渡橋の二つ先の橋を渡り山口集落十字路を右折する。林道を進むとカラ迫岳登山口の道標があり、道脇の左側に数台駐車可。

カラ迫岳登山口‥十字路から1.5km

星野村福祉センターそよかぜ であいの湯

山口十字路‥案内板がある

山口集落へ、橋を渡る
◇登山口⇔鉱口横穴前⇔県境T字路⇔カラ迫岳
 登山口の道標(山頂まで1650mの)から取り付き、美しい自然林が続く沢の右岸の山道を登る。沢の石組みの堰堤下で対岸に渡って再び右岸に戻り、落葉が積もった急な坂道を登り枝沢を渡る。縦穴の鉱口が現れるが、深い穴の底は見えない。ロープがあるガレ場の急斜面をジグザグに登って行くと、横穴の鉱口がある。この先には幻の滝≠ニ道標があるが、水の音はなく滝も見えない、照葉樹の坂道を進んだ後、桧の植林地帯となり県境のT字路に出る。ここには国境石の立札があり、ここからは県境の稜線を進む、やがて巨岩に出ると右側が開けて見晴らしが良い。前方にはカラ迫岳のピークが見え,、少し下って巻きながら樹林の中を登るとカラ迫岳山頂に飛び出した。山頂からは三角錐の御前岳や釈迦ヶ岳が眼前に聳え、涌蓋山・万年山も見える。狭い山頂だがここで昼食休憩する、温かい水餃子鍋が美味しい。帰路は往路を戻る。
 今回は、数年前に石割岳へ登った時に地元の方から聞いていたカラ迫岳へ思い立った。登山口にある説明板によると、星野村(福岡県)と前津江村(大分県)のカラ迫岳〜熊渡山の稜線には、江戸時代に金山の利権争いから「天領日田と旧久留米藩」の約70本の国境石が埋められており、県の文化財に指定されている。国土調査で星野村最高峰とわかりカラ迫岳と命名されているが、前津江村では高嶺山(たかねじやま)と呼ばれている。今回は鉱山跡の縦穴・横穴、稜線に並ぶ国境石群などを見ながら、沢沿いのきれいな自然林の山歩きを楽しんだ。

沢沿いに登る‥今日はほとんどない水がない

堰堤の下を渡る

枝沢を渡る‥ここも水がない

鉱口縦穴‥穴は深い
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ロープがある急なガレ場

鉱口横穴

幻の滝&t近には紅葉が残っていた

県境の稜線には、国境石が残っている

県境の稜線

巨岩から見晴らしが良い‥御前岳方面
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カラ迫岳で‥狭い山頂
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山頂下の樹林を下る

広葉樹林を下る

落葉の山道を下る

自然林がきれいな、沢沿いを下る

                              (ふるそぼさん)  

友遊山歩き