山の記録/宿泊 208 (淀川登山口から 幻想的な雰囲気が漂う花之江河を経て、九州の最高峰を踏む) | |||
年月日(曜日) | 平成23年5月30日(月)〜31日(火) | ||
天気・気温 | 晴れ 山頂18℃・登山口12℃/約1360m | ||
山名 | 宮之浦岳‥二回目 | ||
高さ | 1936m | ||
コース難易度 | 体力 ★★★ 技術★☆ 危険★☆ | ||
所要時間 | 行き 6時間25分:鳥栖7:35⇒(さくら403号)9:02鹿児島中央:15⇒:25鹿児島港10:20⇒13:00屋久島安房港15:00⇒16:00淀川登山口 | ||
帰り 1時間00分:淀川登山口16:20⇒17:20安房/民宿水明荘 | |||
山歩きルート | 登山口16:15⇒:55淀川小屋5:35⇒6:20展望所:30⇒7:10花之江河:20⇒:35黒味岳分岐⇒8:00投石平:05⇒9:15栗生岳⇒:30宮之浦岳 | ||
宮之浦岳10:45⇒12:05投石平:15⇒:50黒味岳分岐⇒13:05花之江河:15⇒14:20淀川小屋:45⇒15:25淀川登山口 | |||
実歩行時間 | 8時間05分(淀川登山口⇒宮之浦岳 250分)(宮之浦岳⇒淀川登山口 235分) |
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駐車場 | 淀川登山口付近に、約十台駐車可。 | ||
宿泊先 | 民宿水明荘 6,800円一泊二食(税込み) おにぎり弁当500円 TEL:0997-46-2078 |
◇淀川登山口へのアクセス | |||||
安房港から県R77に出て左折し、安房大橋を過ぎて、道標から屋久杉ランド方面へ右折し、県R592を上る。屋久杉ランドを過ぎると町道に変わるが舗装されており、終点に淀川登山口がある。 |
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◇淀川登山口⇔淀川小屋⇔花之江河⇔投石平⇔宮之浦岳 | ||
大きな案内板の横から木段を登って行く、登山道は、木段や木道などで整備されているが自然道では木の根が絡みあい歩きにくい。巨木と出会いながらゆるやかなアップダウンを繰り返して進む。沢音が聞こえ始め淀川小屋に到着、今夜はここに泊る。4時過ぎに起きて朝食し、荷物を整理して宮之浦岳へ出発。淀川の鉄橋を渡り本格的な登りが始る。標高も1400mとなり高度をぐんぐん上げて行く、1500mを越えるあたりから尾根道に変わり展望所では、前方に豆腐岩を乗せた高盤岳が見える。尾根道の登りが続き、緩急を繰り返して高度を上げて行く。ピークを越え下って行くと突然素晴らしい景色が広がる、小花之江河と言う所で日本庭園風の湿地帯で幻想的な雰囲気が漂っている。更にピークを越えると、今度は、花之江河で木道の休憩スペースも広く、正面に黒味岳を見ながら休憩する。 暫く登って行くと黒味岳分岐、直進してフラット気味のコースを辿る。木が小さくなり周りの景色が良くみえ、広大な山岳地を登っている様だ。やがて投石湿地を抜け、露岩の多い投石平に着くき小休止。投石岩屋の横を通り、投石岳の南西斜面の登りにかかると、ロープ場など暫く急坂が続き、斜度が緩んで西側を巻く様に斜面をトラバースする。道脇にきれいなシャクナゲが咲いているが少ない。投石岳を巻き終え、更に安房岳、翁岳の西斜面をたどり、高度を稼いで行く。高層湿原を通過し翁岳を巻き終えると斜度を感じる長い上り坂があり栗生岳へ向う、両脇にヤクザサの密生を見ながら更に登って、頂上の巨岩が印象的な栗生岳に到着。ここから斜度が緩み広大な草原のスロープを登って行くと宮之浦岳頂上に到着。東に種子島や北に噴煙を上げる硫黄島なども見え、眼前には鋭い岩峰の永田岳や屋久島の山が一望である。 休憩していると、宮之浦岳で日本百名山を達成された方と一緒になり記念写真に納まる。帰路は往路を戻る。今回は台風2号が前日に通過した後、心配した天気は回復し絶好の天気に恵まれ九州最高峰の山歩きを楽しむ事ができた。 |
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淀川登山口 |
淀川小屋 |
淀川の鉄橋を渡る |
高盤岳展望所 |
小花之江河 |
花之江河 |
黒味岳分岐 |
ロープ場 |
投石平 |
山道に現れた、鹿 |
投石岳の山腹を進む |
シャクナゲ‥今年は花がすくなかった |
栗生岳への急登 |
栗生岳 |
宮之浦岳で |
友遊山歩き